‘メロトロン’のドキュメンタリーフィルムなるものが存在
していて、それがDVDで発売されたみたいだ。
その名も、
『MELLODRAMA』!!!
なんて素敵なタイトル。。。
メロトロン。プログレ界に於いては必殺技みたいなもの
だが、普通の人にとってはあまり馴染のないものだろう。
鍵盤楽器の一種で、オープンのテープが収納されていて、
鍵盤を押すとテープに予め録音されていたものが再生
され、鍵盤を離すとテープが巻き上げられる。
つまりオープンリールのテーププレイヤーが沢山並ん
でいて、プレイスイッチの代わりに鍵盤があるみたい
なもの。
こういう仕組みの為、音の立ち上がりがワウ(よれた
感じ)ったり、一回の持続音が約7秒であったり、と独特
のものとなる。
複雑な構造上、ただ部屋に置いておくだけでも壊れて
しまうといったものらしいが、それをツアーで連れ回した
のだから、昔のミュージシャンは凄い。
生メロトロンは2度体験していて、初めは2003年のFuji
Rock FestivalでのVincent Gallo。自分の映画音楽に
YESを使用したりと、こういったものが好きなのだろう。
暑い中に連れ出されたメロトロンは無事だったのだろうか?
2度目は、05年のANEKDOTEN フロム・スウェーデン。
このライブの売り文句は‘トリプル・メロトロン’!
東京キネマ倶楽部なる元はキャバレーだったという会場、
妖しい雰囲気を更に盛り上げる、誘惑の音色(しかも3台)
を存分に堪能出来た。
日本人は海外の人以上にメロトロンの音色が好きなんて
話もあったりなかったり、
哀愁漂う音色が、日本人の感性に響くのだろうか、、、
ドキュメンタリーのトレイラーに加えて、メロトロンのテープ
交換のやり方といったマニアにはたまらないモノ、
そして女の子のいた記憶がない会場で、おじさんに囲まれて
観た感動の一曲、これが生で聴けて本当に良かった。
『Mellodrama』
『mellotron tape change』
Anekdoten 『Sad rain』