「ビーガンになりたいけどチーズが大好きだから。。。。」

 

と思う方は少なくないのではないのでしょうか?

 

 

 

実は私も乳製品や卵が大好きでした。

 

チーズがたっぷり乗ったグラタンやピザ。

 

 

クリームや卵をふんだんに使ったしっとりふんわりとしたケーキ。

 

夕飯を作りながらワインと一緒にチーズをつまむのが毎日のささやかな楽しみでした。。。

 

 

 

カリフォルニアでビーガンチーズの会社

 

Miyoko's Kitchen を経営する ミヨコシナーさんも

 

そんな乳製品や卵を使った料理が大好きだった一人です。

 

 

彼女は30年程前にビーガンになった後、色々な研究や工夫を続け

 

カシューナッツやアーモンド等植物性の材料を使いチーズを作り続けてきました。

 

 

 

 

 

Image result for miyoko schinner biography Image result for miyoko's kitchen

ミヨコさんのインスタ

 

 

ジャズシンガー、会社経営、料理デモ、テレビ出演、本の出版、他多数

 

多様な経歴をもつエネルギッシュな日系女性。

 

 

 

日本人の母とアメリカ人の父を持つミヨコさん。

 

彼女は12歳のある夏、学校主催のキャンプに参加した時

 

何人かのベジタリアンと友達になりました。

 

 

キャンプから帰った後、動物が食べられなくなり親にベジタリアン宣言をします。

 

 

「栄養失調で病気になる!」 と心配する親を説得し

 

どうやってベジタリアン料理を作ったらいいか困惑する母親に代わり

 

自分で食事を作り始め料理が大好きになりました。

 

 

 

ある日フレンチレストランで乳製品をたっぷり使ったベジタリアン料理に魅了された彼女は

 

毎週末友達を招きチーズやクリームをふんだんに使った食事をふるまいました。

 

 

 

しかしその後乳製品や卵産業の裏で苦しめられている牛や鶏達の姿を見た時、

 

それらを食べ続ける事は出来ませんでした。

 

 

 

そこから彼女のビーガンチーズ作りの旅が始まります。

 

 

どうやったら動物を犠牲にせず大好きだった乳製品の味を再現する事が出来るのか?

 

動物製品を使わずに今までと同じレシピを作るには?

 

乳製品の代替になるようなものを作り動物達を救いたい!

 

 

 

 

Image result for miyoko's kitchen

 

 

 

失敗を繰り返しましたが、このような試行錯誤は動物と料理好きの彼女にとっては

 

やりがいのあるチャレンジでもあったようです。

 

 

暫くして彼女はビーガンビジネスを始めましたが

 

その頃ビーガンが時代にそぐっていなかった事や、3人の幼子の子育て、

 

老いていく親の介護なども重なりビジネスを手放す事になります。

 

 

 

その後彼女の情熱であったビーガン食関係のビジネスから離れ

 

不動産の仕事につき良い収入を得、安定した生活を送っていましたが

 

動物の為に何もしていない事に心満たされない気持ちがいつもありました。

 

 

50歳になった時 

 

「今、動物達の為に立ち上がらなければ必ず自分の人生を後悔する事になる

 

もう一度人生をかけてみよう!」 と思い立ち

 

周りからの支援と後押しもあり2014年にビーガンチーズの会社を始めました。

 

 

そして長年の夢であったノンプロフィットファームサンクチュアリー 

 

RanchoCompasion も起ち上げています。

 

 

 

 

Image result for rancho compasion

 

 

 

 

凄いですね。 30年近く夢を捨てる事なく50歳からの再挑戦。 

 

過去からの積み重ね、不屈の精神、動物を救いたいという揺らぎない心が実っての

 

成功ですね。

 

 

 

今多数のビーガンビジネスに投資家が集まり成功して行く事が出来るのは

 

多くの人が動物と環境への虐待に気づき消費動向が変わってきているからでしょう。

 

ミヨコさんのように動物と環境の為に戦う起業家がお金を稼げる時代が

 

やってきているのですね。おねがい

 

 

 

 

Image result for miyoko's kitchen

(こんなビーガンチーズを囲んでワインテイスティングパーティーなんか出来たら

楽しいだろうなぁラブ

 

 

 

私は内向的な隠れビーガンなので彼女の様な自信と活気に溢れた

 

頼もしい方をみると元気がもらえる様な気がします。おねがい

 

 

本当はミヨコさんの様に活動出来たらどんなにやりがいがあるだろう

 

と羨ましくなりますが。。。 性格はそう簡単にはかわりません。。ショボーン

 

今から何かこつこつと始めれば少しでも実るものがあるかなぁ。。。

 

「何か」を見付けられないまま年を取って行きそうですが。。。

 

まず悲観的な性格を直す事が第一かもしれません。(;^_^A

 

 

 

 

もしカリフォルニアに行く機会があったら、観光地だけではなく

 

こんな会社やファームサンクチュアリーも訪れてみたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

(画像はグーグルさんから)