数日前、サンアントニオシーワールドで今年4月に生まれた

 

シャチの赤ちゃん 「キアラ」 が亡くなったというニュースを目にしました。 

 

 

 

 

 

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原因は今年の一月にオーランドシーワールドで亡くなったシャチの 「ティリクム」

 

と同じ肺炎の疑いが強いという事です。

 

 

 

 

私はずっと前、一度だけオーランドのシーワールドに行った事があります。

 

記憶が定かではないのですが

 

多分その時見たシャチは 「ティリクム」 だったのではないかと思います。

 

 

 

その時ショーを見た私は 「凄いな、面白いな」 と思っただけで

 

大海に住むシャチがなぜここにいるのだろう? 

 

シーワールドはどうやってシャチを連れてくるのだろう? 

 

という疑問は勿論の事、彼はどんな気持ちでいるのだろう?

 

等という思いは全く頭をよぎりませんでした。

 

 

 

その時の私の目に映る彼は、楽しそうでもあり、

 

そこにいるのが当たり前のようでもありました。

 

 

 

 

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彼が亡くなった後、映画 「ブラックフィッシュ」 を見ました。

 

お金の為に家族から引き離され、狭いタンクのなかで

 

奴隷のように一生を過ごす事を強いられ

 

ストレスから3人も人を殺しているのにシーワルドは

 

彼を繁殖やショーに使う事を止めませんでした。 

 

お金や欲に目がくらむと人や動物の命はどうでもよくなるのですね。

 

 

 

 

 

 

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私思うのです。 多くの人は、こういった動物達の真実を知れば

 

違う選択をするのではないかと。

 

動物が使われている娯楽に疑問を持ち、行くのをためらうのではないかと。

 

 

 

私もずっと知りませんでした。 小さい頃から当たり前の様に動物園や水族館へ行き、

 

動物製品を買い、何も疑問に思いませんでした。 

 

 

 

 

中には苦しみを知っても人間が動物を利用し消費することは当たり前の事と、

 

何とも思わない人もいるでしょう。

 

 

 

しかし絶対に違う選択をしようとする人の方が多いと思うのです。

 

 

 

 

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少し前に、2016年ニューヨークで行われたアニマルライツデイのこの動画を見つけた時

 

ティリクムの事を思い出しました。

 

 

 

ロビンカミールさんはある映画祭で、マイアミ水族館に50年近く囚われている 

 

「ロリータ」 というシャチの存在を知りアニマルライツに目覚めました。

 

 

 

その後、シャチにとっては浴槽のような小さいタンクに囚われ続けるロリータの為に

 

「フリーロリータ」 (ロリータを解放しよう!) という曲をつくりました。

 

 

 

彼女は傲慢と強欲、邪悪な心をもった人間に、黒人ゆえに奴隷として

 

売られ使われ虐待され続けた彼女の祖先と

 

今同じような状況に置かれている動物達に共通点を見出しました。

 

 

 

 

彼女はこの日この歌をロリータだけではなく世界中の実験室や屠殺場、サーカス、

 

水族館、動物園などで囚われ虐待され続けている

 

私たちが顔も名前も知らない動物達のために捧げています。

 

 

 

 

「動物達を虐待から解放しよう! 実験室や屠殺場、シーワールドを閉鎖しよう! 

 

彼らを皆自然に帰そう!」 と力強く歌い

 

最後に 「Animal lives matter!」 と締めくくっています。

 

(黒人の命の尊厳を訴える活動 「Black lives matter」 にかけている。)