ゴーヤ：涼しくおいしく 旬の料理１０種－－２３日に名張で教室 ／三重

相可高教諭ら講師

「緑のカーテン」のゴーヤの実をおいしく食べてもらおうと、名張市桔梗が丘公民館（桔梗が丘６）で２３日午後３時、料理教室が開かれる。高校生によるレストラン「まごの店」を運営する県立相可高校（多気町相可）から食物調理科の教諭と生徒を講師に招き、旬の料理１０種類を紹介する。

桔梗が丘自治連合協議会の快適環境部会が企画した。同会は昨年から、ゴーヤを育てて直射日光を遮る「緑のカーテン」作りの苗を配布している。テレビ番組などで生徒の活躍が評判となった同校に協力を求めた。

同校は０２年、多気町内に調理実習施設「まごの店」をオープン。農産物直売所の食材を利用したメニューを開発して提供する取り組みが評価され、０７年に農林水産省地産地消優良活動表彰事業の特別賞を受賞した。店をモデルにしたテレビドラマが今年放映された。

２３日は、村林新吾教諭と生徒５人が講師を務め、オリジナルのレシピなどについて話す。メニューの試食も計画している。同協議会は「ゴーヤのいろいろな調理法を学び、おいしく味わってもらいたい」と話している。先着１５０人。無料。申し込みは１１日午前８時半から、桔梗が丘公民館で受け付ける。

出典：毎日新聞