バレンタインにチョコを買いに行くという役 | ゴースケのFighting days

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カレーとボクシングとヌコをこよなく愛する関豪介の日々の叙事ブログ。
たまにボケかますから気をつけろ。

快晴のグラウンドには今日も汗を流す男が。
男は1000m×8本の走り込みを終えると次のミッションに向かう。

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向かった先は池袋パルコM2階チョコレートコーナー。
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友人か、職場の人か、はたまた密かに思いを寄せる素敵な彼に送るのか。あたりはウキウキしながらチョコを選ぶ女子達で華やいでいる。

そこに場違いなジャージの男が一人。
どうやらその男は体調を崩している彼女の代わりに、職場の人に渡すためのチョコを買いにきたようだ。

ターゲットは既に決まっている。
リアルな動物のチョコレート「ZOOLOGY」。
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食べることにためらいを覚えるほど精巧なつくりである。
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男はLINEで彼女の指示を仰ぎゾウガメ2箱、ワニの親子6箱を持ってレジへと向かった。


「この人、なんでこんなにチョコ買ってるの?好きなダンスィ~にでも配るの?」

心の中でそう思ったのかはさておき、店員さんの素敵な笑顔での接客に少し緊張が和らぐ。

任務を終えた男は、大きな紙袋を持って池袋を後にした。


私は願う。この男がちゃんとチョコをもらえることを。