お陰様で、いまは完全復活して元気です←誰も聞いてないって
福岡の姪浜で救急病院といえば、マリン病院か白十字病院。
名前は聞いたことあるけど、大きな病気でもしないかぎり、「行ったことない!でも気になる」と思っている人は多いと思います。
あと、福岡(姪浜)への引っ越しを検討中の人も、福岡の医療機関について情報収集しているところではないでしょうか。
そこで、2泊3日という短い期間ではありますが、わたしの「マリン病院での人生初入院体験談」を大公開したいと思います!←大げさw
ま、でも厳密に言うと、生まれたばかりの赤ちゃんの時に母親と一緒に入院してるはずなので、人生初というのはあり得ないはずなんだけどね。
マリン病院への入院に至った経緯
マリン病院へ緊急搬送された時、あと15分で日付が変わるというタイミングでした。
つまり、時間外+深夜料金が加算される典型的なパターンですね。
みなさん、救急車を呼ぶときは時間帯にも注意しておきましょう(もし余裕があれば)。
法律的には、夜10時以降が「深夜」と呼ばれる時間帯になっております。(22時から朝5時まで??)
話逸れるけど、姪浜で急患を受け付けてくれる病院として南川整形外科も有名だけど実際に電話して聞いてみたら、時間外や深夜の受診は全くもってオススメされませんでした(遠回しに拒否られたような)
我慢は絶対禁物ですが、次の日の朝までなんとか乗り越えられそうかな?と少しでも思う余裕があるなら、そうしたほうが無難かもです・・・
そのほうが費用も圧倒的に抑えられるし、深夜の緊急搬送からの入院って流れはほんとお金もかかるし手続きが面倒だし相方(同居人でありパートナー)にも迷惑かけたし。
ちなみに、身バレが怖いので病名はとりあえず内緒。ケガではなく疾病です、ということだけ言っておきます。
命にかかわるような疾病ではないけど、一度でもなったことある人なら絶対わかってもらえるツラさ・・・でも元気になるとそのツラさを忘れちゃうというやや厄介な疾病ですw
ちなみに救急車の中で意識朦朧としている中で、「マリン病院でよろしいですか?」と聞かれたけど、こっちはそれどころじゃなく返事をするのもつらかったからね。
「どこでもいいから、とにかく一番近くの病院に連れて行って!死ぬ死ぬwwww」という状況でした
マリン病院はお一人様にはちょっと冷たい病院?
マリン病院に運ばれたあと、ひとしきりお約束の点滴などされたのですが、点滴が終わったあと、すぐ帰るか病院に泊まるかの選択肢がありました。
残念ながら点滴が終わっても完全回復に至らなかったので、わたしはマリン病院に1泊することに。
付き添いの相方は、次の日(日付変わって当日) 仕事でいつも以上に朝早いという事情があったので、途中で帰りました。
が、看護師さんたちからは少し訝しげな表情でこう言われました。「え!?パートナーさんは帰られてしまったのですか??」と。
しかも相方、警備員さんにめっちゃ怒られたww わたしの点滴がまだ途中だったので、窓口はもちろん廊下とかその辺とかに医師も看護師もスタッフも誰もおらず、何度も何度も「すみませ~ん」と叫んでも誰も出てきてくれず。
やむを得ずそのまま非常口?から出ようとしたところ警備員さんから「防犯上問題があるので、勝手に出ないでください!!!!」と叱られたw
入院上の注意点が書いてある紙を次の日に読んで気づいたけど、少なくとも1週間に1度は家族が面会に来るよう推奨されている。長期面会がない場合、強制退院させられることもあるそうな。
そして、マリン病院の最大のデメリットは、院内に売店がないこと!週に1回金曜日の14:00~15:00、近所のセブンイレブンが訪問販売に来てくれるが、たった1畳ほどのスペースで本当に必要最低の物資しか販売されていない。
退屈な入院生活の中でほぼ唯一の刺激となるイベント事なので、ワクワクしながら見に行ったらそんなありさまでした。
受付のデスクでも、入院に必要な最小限の物資(歯磨きセットをはじめとする4品目くらい)を買えるけど、長期の入院となると物資が全然足りません。お風呂に入りたい人だと特に。
家族とか身寄りがいない人は、本当に大変だろうな。入院時に携帯すべき必需品ってのが結構あって、まぁ着替えとか下着くらいは自分で用意しなきゃいけないってのは理解できるけど、歯ブラシ・ボディソープ・シャンプー・タオル・カミソリ(必須じゃないけど必要な人は)などなど、極論、ベッド(布団)以外は全部自己責任で準備する必要あり。
昨年まで、痒い所にまで手が届くビジネスホテル住まいのような日々を送っていたので、恥ずかしながらかなりのカルチャーショックでした
逆にバックパッカーでユースホステル住まいに慣れている人だったら違和感を感じなかったかも。
今回はたまたま相方がいたからよかったけど、今後の人生、相方と別れて完全にお1人様になったり相方が長期出張で不在の場合もあるかもしれない。
そんな場合に備えて、保証人制度?協会?に入会しようかなといろいろ真面目に考えたよ。初期費用にざっと100万円くらいかかるらしいけど。
マリン病院だけじゃないと思うし、他の多くの病院もそうなのかもしれないけど、こんな2泊3日の入院ですら身内(パートナー)がいることの大切さを思い知ったもんね。
完全に独身の一人暮らしで、友達も恋人もおらず、年老いた両親がはるか彼方に住んでいるっていう人は緊急搬送されて入院したら私より苦労するのだろうか。
マリン病院での2泊3日の入院総費用を発表!
前置きが超絶長くなったけど、本題です。マリン病院での2泊3日の入院総費用はずばり、37,990円でした~
病名:内緒
部屋:最大4名の相部屋(今回は運よく?私の他はおばあちゃんが1人のみでした)
日数:2泊3日
食事:1日目は絶食(点滴のみ)・2日目の朝昼晩&3日目の朝ごはんまで。
着衣:自分で用意。病院オリジナルのパジャマを着たいなら1日につき90円。
その他:入金前夜の緊急搬送による時間外+深夜料金および退院後1週間分の薬代含む
今回の入院で学んだのは、個室じゃなくても手術とかしなくても、わりとカジュアルな入院なのに1泊約1万円は軽くかかるものなのだな、ということでした。
マリン病院は公立病院じゃないし、入院の手引書みたいなのにも「うちは許可をもらってる病院なので、他の病院とは入院費用が異なる場合があります」ってやたらと書いてあったし。
なにしろ人生初の入院だったので、その他いろいろ細々したことに関しても、「これはマリン病院特有のことなのだろうか、それとも他の病院でも全く同じ当たり前のことなのだろうか」とまごつく事も多く、客観的な評価はできないかもしれません。
でもだからこそ敢えて、個人的な感想を正直に書いてみました。
少しでも参考になりましたら幸いです