【世界遺産平泉】源義経が最期を迎えた義経堂(岩手県平泉町)に静桜 | ときどきグルメになりたくなるブログ

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特段グルメってわけではないけれど、ときどき無性にグルメになりたくなる、妻ひとり子ひとり(4歳)を持つ30代男子の食べ歩き日記。子供連れで行ける店や遊び場、一人でお酒を楽しめる店、我が家の料理やスイーツ、育児などについてもご紹介。2009年、秋田へUターン。

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世界遺産平泉のなかで中尊寺のように世界遺産登録されているところもあれば、登録されていない場所もある。ここ義経堂(ぎけいどう)(岩手県平泉町)も世界遺産登録はされていない。でも源義経が最期を迎えた地として平泉観光のなかでは欠かせないスポット。



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義経堂(ぎけいどう)の高台からは、義経を守ろうとした弁慶が立ったまま事切れたという、有名な弁慶の立ち往生の場所が眺められる。正確には分からないが、北上川と衣川が交わった辺りらしい。



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小さな資料館に入ることができる。



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仁王像が二体。



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義経がどのように日本中を巡ったのかの足跡。



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そして義経の死についても知ることができる。兄の源頼朝から追われた義経は藤原秀衡に迎え入れられ、義経堂(ぎけいどう)の付近で暮らしていたが、秀衡の死後、その息子・泰衡の裏切りにあい、ここで自害した。



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そして義経堂(ぎけいどう)の本堂を参拝。



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本堂の中には義経像がまつられている。伏し目がちで無念さが浮かぶ表情に見えた。でもそれは個人的な感傷からかもしれない。義経堂(ぎけいどう)に来たときから、虚無感というか寂寥感というか、心に穴が空いたような感じがしていて変な気分が続いていた。



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松尾芭蕉も義経堂(ぎけいどう)で一句。夏草や(つわもの)どもが夢の跡。泣ける。



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そしてこれにはしびれた! 義経堂(ぎけいどう)に立つ静桜(しずざくら)。ここで一緒になってたかー。ちなみに静桜は、義経の死を知った静御前が供養のために植えた一本の桜が始まり、という言い伝えのある品種。最後にこの静桜にすかすかの心を埋めてもらった気がした。


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