2月の熱唱ヘビーローテ|斉藤和義の3枚組ベスト版『歌うたい15』 | ときどきグルメになりたくなるブログ

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特段グルメってわけではないけれど、ときどき無性にグルメになりたくなる、妻ひとり子ひとり(4歳)を持つ30代男子の食べ歩き日記。子供連れで行ける店や遊び場、一人でお酒を楽しめる店、我が家の料理やスイーツ、育児などについてもご紹介。2009年、秋田へUターン。

あいかわらず2月も会社に行くとき帰るとき、車の中で熱唱いたしました。それがこちら。

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斉藤和義の3枚組みベスト版『歌うたい15』です。


『歌うたいのバラッド』『ウェディングソング』『僕の見たビートルズはTVの中』『幸福な朝食、退屈な夕食』『歩いて帰ろう』などなど名曲がたくさんつまっています。


この人の「感情抑えてるぜ、あ、でも溢れちゃった」という表面張力的な歌い方が効きますねぇ。


かなり繰り返し聴いて熱唱しまくったのはこの2曲。『やわらかな日』と『ベリーベリーストロング』です。


『やわらかな日』は、同棲カップルの何気ない日常を歌っていますが、ドキッとするような歌詞があったり、男女の掛け合いが面白かったりと、熱唱していて楽しかったです。同時に、大切な人を幸せにしなきゃな、安全運転しなきゃな、と思わせてくれる、ゆるい幸福感が沁みる曲です。


『ベリーベリーストロング』は、作家の伊坂幸太郎との共作とのこと。斉藤和義の歌い回しが見事です。そして歌詞はマグノリア的というか伊坂手法というか、いくつものストーリーが並行する感じ。実際は進んでいないのにスピード感が出ちゃう。

それと、これは伊坂っぽいなぁという部分が何箇所かありました。「自分の仕事が一番辛いと思う奴にはならない」「コンビニのサンドイッチ買って会社の前で食べ終える」てとこなど。


ちなみに伊坂作品は完成度にバラつきがあるにせよ、構成力があって読みやすくてどれも好きですが、ベストは『重力ピエロ』かな。「やっぱりお前は俺に似てる」という父から血のつながらない息子への言葉に酔いました。

あと原作に忠実な『アヒルと鴨のコインロッカー』が映画では好きです。

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