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おばあちゃんの家は白浜町にあります。

白浜町は川内市街地からそんなに離れてないけど(10分くらい?)
おばあちゃんの家は山の上にあるので、自然がいっぱい。
家も古くていい感じなのです☆

この家の庭に生えている梅はおばあちゃんと同じ年、79歳☆
今年も初春の庭に白い花を散らしています。

キレイ・・・


初夏になると毎年みんなが梅の実を取りに来ます。
「ありがとう」って笑って帰っていきます。
この家の主であるおじいちゃんはずっと寝たきりだったのですが
その「ありがとう」は彼のところにも届いていたはず。。。


もうすぐおじいちゃんはこの世からいなくなりますが、
緑と空に囲まれた穏やかな庭で、
誰に見せるともなく咲き誇り、そしてはらはらと散る梅の花を眺めていると、
おじいちゃんが幸せだったかは分からないけれど
きっと不幸ではなかったなと思えるのです。



無知な私にはまだ、人生の意味とか生きることの意味を掴む事ができません。
ただ、お別れに伝えることがあるのなら
『私のおじいちゃんでいてくれてありがとう』
それに尽きるように思います。


ふと気づきましたが
これはすべての出会い・別れにも通じることなのかもしれませんね。
二度と逢えないのなら
それは死んだのと同じことなのかもしれません。



人が死ぬとき、あなたが伝えたい言葉はなんでしょうか。。。