池井戸潤先生の「鉄の骨」を読み終えました。


 内容は中堅ゼネコンに勤務する4年目若手社員の奮闘を描いたものですが、大手ゼネコンとの奮闘や銀行、役人とのやりとりがドラマティックでドキドキワクワクの連続でした。

 特に談合の内容については特捜部と銀行とゼネコンと政治家とのかかわりが、面白く、そしてそれに巻き込まれる主人公の正直な動きには「自分の仕事観を見直しなさい」と注意されるような思いでした。

 やはり銀行の内情に詳しい池井戸先生のことですので、銀行の内部事情や銀行員の気持ちの動きについても、とてもリアルに内容が書かれていて、主人公の頑張りと苦悩を実感として感じることができました。

主人公のことを読者はきっと最後に「あぁ~~~~!!危ない!!」と思うのですが、、、、、、。


最後までは書きません(笑)最後は、「へぇ~そうなるんだぁ~」という感想です。

是非読んでみていただきたい一冊です。(笑)


鉄の骨 (講談社文庫)/講談社
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そして、以前より読んでいました、「空飛ぶタイヤ(下)」も読み終わりました。

空飛ぶタイヤは運送会社の事故から、自動車会社のリコール隠しを叩いていく内容ですが、本当に運送会社の社長の辛さが描かれています。

これは「鉄の骨」と違って、若手社員ではなく、子供の父親である中年社長の奮闘を描いています。


どれもこれも池井戸先生の本には主人公の強いポリシーが感じられ、読み終わった後には爽快感で胸がいっぱいになります。


久しぶりにこういった本を書く作者に出会いました。


是非読んでみてください。


ちなみに、実際の銀行員の方に話を聞いたら、半沢直樹はとてもよく銀行のことが描写されているそうです。


銀行ってとっても大変なところなんですね、、、。


空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)/講談社
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次は

池井戸潤先生の本で


「金融探偵」

「不祥事」

「七つの会議」


を買っちゃいました♪


また読んだらレビューしますね。


最近は文庫本にはまってますね。。。


株の本も読まなくては(笑)


頭を休憩させ過ぎています。


明日からも、株式投資も頑張ります。