2021年度合格目標 行政書士試験対策講座
出題履歴からみると、上記の繰り返し出題されているテーマと未出の重要テーマに絞り込みがかけられそうです。
もう少し分析をしてみます。が、ちょっと疲れたので、続きが明日にでも。
それでは、前回の続きです。
前回は、出題履歴から簡単に傾向を把握してみました。
今回は、もう少し深堀りをしてみます。
まずは、2回以上出題されているテーマについて。
これは、前回も挙げたとおり
代理
抵当権
債権譲渡
保証
担保責任
不法行為
上記の6テーマでした。(不動産物権変動は、去年出題されたので除外)
代理は、無権代理人に対する責任追及と表見代理の2大巨頭が問われているため、ちょっと出題しにくいかなと思います。もっとも、択一式頻出の知識である「無権代理と相続」が未出状態です。ここは、記述式対策も兼ねて、しっかりと理解しておきたいですね。
抵当権は、物上代位と代価弁済等が出題済。抵当権侵害という一大論点がなぜか問われていません。抵当権に基づく妨害排除請求権等については、要注意。
債権譲渡は、譲渡制限特約及び二重譲渡について出題済。既に、主要な論点が問われてしまっていますから、お休みかな。むしろ、択一式の出題が危ない。
保証は、ちょっと記述式で出しにくいです。求償権と抗弁権の話が出題されているから…大穴で、改正論点である情報提供の話、あとは、個人根保証辺りでしょうか。ちょっと想定しにくいです。
担保責任は、改正によって抜本的に制度が変わりました。そのため、出題済か否かを問わず、しっかりと対策をしておきましょう。個人的には、R3の択一式で出題しておいて、以降の年度で記述式かなと思っています。
不法行為は、要件・効果を書かせるような出題がまだありません。特に、特殊不法行為は、要件・効果が複雑ですから、しっかりと記述式対策をしておきたい。
(個人的には、工作物責任の要件・効果が一番記述化しやすいなと思っています。)
この辺りが、既出テーマの注意点になります。
次回は、未出テーマについてもう少し分析してみたいと思います。
~~~~~~~
学習方法全般・行政書士試験・司法書士試験に関する記事をまとめました!
興味があるところから、ぜひ読んでみてください!
学習上の不安などを直接相談したい!ということであれば、ぜひカウンセリングをご利用ください!