調べる&作業時間 | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

伊藤塾行政書士試験科で講師をしている平林勉のブログ。合格後資格を通してどのような生き方があるのかを日々模索中!
「思考」と「体系」を武器に法律の世界をひも解いていく。今までに類をみない最強の講義をご提供いたします!!

現在、解法技術完全マスターのテキストの総仕上げを行っています。

 

まずは、令和元年度本試験の分析と解法手順の確認。

それから、記述式問題の精査。より学習効果の高い問題に差替え。

さらに、択一式の問題も、過去問を中心に学習効果の高い問題をセレクト。

適宜、オリジナル問題や他資格の問題をアレンジしたもの、過去問をアレンジしたものを入れてあります。

 

総仕上げ…90%以上が完了していても、この残りの10%が果てしない。

テキストの作成なんてそんなものですよね。


ただ、大変なことは



時々、こういう状態になることです。

 

それはさておき。

 

前回の記事で、勉強体力のことを書きました。

時間があっても、量が比例して増えるわけではないという話ですね。

 

それでは、残った時間は何をすれば良いのでしょう。

(もちろん、リラックスタイムにしても全く問題ありません。)

 

これは、作業や調べる時間にまわしてみることをお勧めします。

 

例えば、

 

「これは、超直前にガツっと覚えた方がいいよな。付箋を貼っておこう。」

 

「行政手続法は、行政庁とか主宰者とか処分の相手方とか、主体がコロコロと変わるなぁ。それぞれ違う色でマーキングして、ビジュアルで分かりやすくしてみよう。」

 

「この判例、事案のイメージが全く掴めないんだよなぁ。そうだ。判例検索で事案を読んでみよう。」

 

「この条文、丸暗記しちゃってるなぁ。そもそも趣旨は何なんだろう。どういう場面を想定しているんだ?」

 

といったような疑問点を2,3個ピックアップして、残った時間でじっくりとやってみます。

 

既にノルマ達成はしているのですから、気にすることはありません。存分にやったらいいです。

(おそらく、こういうのを「有効な無駄」と表現したりします。伊藤真先生は、言葉遣いがお洒落です。「想定外のことを想定しろ」というのも結構好きな言葉です。)

 

日々の学習において、全ての時間を同じように費やす必要はありません。

一番集中できるときに、最も点数が伸びる勉強を。

全然集中できないときに、有効な無駄を。

 

こういうオンとオフの切り替えがとても重要ですね。