丁寧に出題予想 | 思考と体系の館~行政書士・司法書士 合格応援ブログ~

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伊藤塾行政書士試験科で講師をしている平林勉のブログ。合格後資格を通してどのような生き方があるのかを日々模索中!
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2019年度合格目標夏期直前対策講座

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2019年度司法書士試験受験経験者向け

① 行政書士スピードマスター講座

 

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① 2019年度行政書士試験合格へ一直線! ~傾向分析と出題予想から捉える本試験~

② 最新情報を見落とさない! ~直近で狙われる最新判例・時事とは~

 

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現在、直前対策講座のレジュメの改訂。

それから、記述式のゼミのレジュメの改訂を行なっております。


レジュメの改訂をするのは、実は結構好きです。

去年ベストだと思っていたものを、さらに叩いて鍛錬させる感じが。日本刀を研ぐようなイメージでしょうか。


それはさておき。


タイトルの件です。

出題予想は、丁寧にかつピンポイントで行わなければなりません。

しかも、主観的な感覚ではなく(最後はそこに頼るとしても…)、近年の傾向・出題間隔、そして法改正の動向。この辺りを丁寧に分析して行う必要があります。

(とすれば、まともな出題予想をしていることを前提とすると、誰が出題予想をしてもほとんど同じ結果が出ることになります。出題予想の材料が同じであるため、同じような分析結果が出るからです。)


そして、今年の目玉は、なんといっても民法改正です。行政書士試験の出題に影響するのは来年度からですが、出題予想には今年度にも影響が及びます。


債権法の大改正が現実化してから、行政書士試験における民法の出題領域は、以下のように変化しました。


平成28年度:

物権→ 2問から3問へ上昇

債権→4問から3問へ減少


平成29年度

物権→3問据え置き

債権→3問据え置き


平成30年度

物権→3問から2問へ減少

債権→3問据え置き

家族→1問から2問へ上昇(両方親族法)



このように、民法改正の影響が大きい総則・債権・相続法の出題を避け、ほとんど影響がない物権・親族法の出題を増加させています。


これは、明らかに改正の影響の大きい部分については、出題を控えるというメッセージであると受け取ることができるでしょう。


とすれば…今年度の本試験で最も重要な出題予想の視点は、民法改正により結論が変わってしまうor基本的な発想が変わってしまう部分を削り取ること。これです。

ここに、近年の出題間隔を照合させていけば、今年度の「客観的な出題予想」が完成します。


と、いまこの作業を黙々とやってるんですね。


大枠のお話は、大阪で行う出題予想の公開講座でも簡単にできると思います。


出題予想には夢がある。

その夢の実現には、実はこういう地味な作業が…あるんだぜ、とアピールをしてみたかっただけです。すみません。