と、タイトルは威勢が良いですが、夏風邪を長引かせたらしく…
体調は回復したものの、無理をして声を出したせいで数年ぶりに声を枯らしてしまいました。
かなり聞き苦しくなってしまい、大変申し訳ありません。
週明けには、なんとか回復しているだろうという感覚です。
(5年前は、声そのものがほぼ出なくなるという事態がありましたが、今回はそこまで悪化はしないで講義をフィニッシュできました。やはり、職業柄ここは注意せねば。)
それはさておき。
明日は、2019年度司法書士試験の決戦の日ですね。
既に、諸先生方からアドバイスは出しつくされてしまっていますので、それらを参照するのが一番かと思いますが、やはり老婆心ながら。
① 前日は、確認事項を一通り済ませたら、勉強を止める
そもそも確認事項に終わりはありません。あれもこれもと確認したいものが膨れ上がっていきます。
まずは、そういうものなんだという認識が何よりも重要です。
したがって、あらかじめ決めていた確認事項をこなしたら、直ちに勉強は止めるべきです。上記の通り、自分で止めると決めないと終わりがなくなってしまうからです。
② 終わっていない部分を見ても凹まない
これは、①と同趣旨ですが、トップクラスの合格者も含めて、「学習範囲を網羅した!」という境地には達しません。平気で100箇所以上不安な部分があります。(人によっては、もっと多い。)
これ自体は普通のことなので、凹まないようにしましょう。
そもそも
確認しきれていない知識が出題される × その知識が正解肢に絡んでくる × その肢を判定しないと消去法でも答えが出ない × そのせいでその問題を落とす × その問題は正答率が高い問題だった × その問題を落としたせいで合格点を割る = 不合格
という確率はどのくらいでしょうか。
ということで、確認はしきれてなくても大丈夫です。
③ 同じ行動をする
臨機応変な対応は重要ですが、何か緊急事態がない限りは、模擬試験の時と同じように行動しましょう。
同じ行動をすることが、日常を思い起こさせ、平常心を戻してくれます。
毎年、違う行動をしたせいで歯車が狂ったという話は聞きますから、非常に重要と言えます。
④ 記述式は、丁寧に
合計で4回採点されている経験から察するに、記述式の問題は、あっちゃこっちゃとっちらかって書くと、本当に点数が低くなります。おそらく、減点法であることが起因しているのだと思います。
したがって、欄はもちろんのこと、枠の記載1つ1つを丁寧に書いていくことが重要です。
分かるところをつれづれなるままにガチャガチャ書くのではなく、「登記の目的」とか、「申請人」とかそういう枠を意識して丁寧にはめていくようなイメージです。
やっている方がほとんどと思いますが、本試験だと崩壊しがちなところなので、要注意。
⑤ 諦めない
何回か、「あぁ…今年はダメだ…」となる瞬間がきます。
この時に、諦めるか、粘るか。ここが大事です。試験終了の合図が出るまで、決して諦めてはいけません。
別に悩んでいる問題を間違えたっていいんです。ミスったっていいんです。
限界の1つくらい越えてください。1年間勉強してきたのだから。最後くらい限界を越えてやりましょう。
以上、老婆心ながらでした。
いま不安な気持ちや辛い気持ち。どうしようもない気持ち。
これは、本当に痛いほど分かります。
大事なことは、その不安な気持ちや辛い気持ちと戦おうとするのではなく、頑張ってきた自分、今までやってきた自分があるからこその不安なんだと思うこと。
つまり、その不安を認めてあげることです。
あと少し。今夜はゆっくりお休みできますように。