あらためてお疲れさまでした。
まず、ネット上の難易度の評価(行政法が簡単だったとかはまだしも、平均○点くらいじゃない?というもの)はあてになりません。
ここは、分析会等からちゃんとしたデータを必ず入手するようにして下さい。
(記述式の採点基準にも関わってくるし、去年のような補正という話はどうなんだということもあると思うので。正確な情報を入手することが大事です。)
さて、ここからは落書きタイムです。
というか、当日に書きますよって約束しちゃった方が数名いるため、一応。
先ほど電車の中も利用し、全問解き終えました。
以下は、その時に思った感想です。
分析会までに印象が変わることも大いにあり得ます。
基礎法学
→ 例年通り?また法制度の歴史を聞いてくるとは。2年連続で聞くことですかね。こういう問題出されちゃうと、2問中0問ってことも普通かと。
憲法
→問題3、6、7が非常に基本的。瞬殺ってやつです。それに比較して、4,5は日本語的な問題なので、めっちゃ時間かけられれば…といったところ。時間に余裕がある人なら、4問以上取れるといった感じですかね。実は問題4.5の正答率…高めなんです。これは多分試験委員の先生も誤算なんじゃないかな。
行政法
→癒し系。去年まで続いた判例知識が身をひそめ、少し先祖がえりな問題でした。きちんとテキストの暗記をしていた方であれば、15問以上はいけるかと。
ただ、8、16(肢1のひっかけが意地悪すぎる)、17辺りは少し厳しいかなと思います。いずれにしても、今回はこの行政法がしっかりと取れている方でないとかなりきつい闘いになります。
民法
→ 昨年に引き続き、マイナー分野よく出しますね。出題予想が最も難しい科目になりつつあります。満遍なく勉強した人が取れるといったところでしょう。
問題27、30、34辺りをきっちりと。
マイナーテーマですが、31、33もとりやすいと思います。
ここから先は厳しい。5問が限界値…だとすると、やっぱり民法は難しいんだと思います。
商法
→ 問題36は平成19年度の過去問知識直撃。これ解けてないなら根本的に勉強法間違えてます。問題37も基本知識構成。問題38は予想テーマ的中ですが、普通はここまでやってないかなと思います。問題39、40は行政書士試験受験生の学習の外ですね。ということで、問題36~38のところでいかに点数を獲得できたかキーポイント。
あと、本当にどーでもいいことを書きます。
やっぱり、解答に2はありました。これで、10年連続。
そして、4は0個。去年の反動ですかね。
はい、意味のないことでした。
多肢選択式
→ 久しぶりに易しいなーと思いました。結構取れているんじゃないですかね。
記述式
→ 問題44は予想分野からの出題。ただ、若干の書きづらさはあります。問題45…これは思い出せないですよね…ちなみに上級インプットマスターテキストにはそのままQ&Aとして載っていましたが…いかがでしたか??
問題46。あら、また伊藤塾的中させてますね。2年連続的中とは中々。ただね、問題文に「確認」というミスリードをさせてみたり、「いつまでに」でやっぱり嫡出否認に誘導してみたり。忙しい問題だなと。
総じて、素朴な問題だと思います。
一般知識等
→ もうね、暴動起こしていいと思いますよ。1年間勉強してきて、島のこと聞いてくるとか。あと、ファイヤーウォールのところで物理的なうんぬんと本気で書いたり。
何ですか、遊びで問題作ってるんですか。
という怒りはさておき。
47・48・50・53が学習してきた範ちゅうでしょうか。
というか、そうでなければやはり学習の方針を完全に誤っていると思います。ここから3問位拾えればかなり楽。
あとは、クイズです。
鉛筆ころがし問題です。
情報は素朴です。
個人情報保護法がなかったですが、情報公開法・公文書管理法・行政機関個人情報保護法の鉄板ネタです。
今後は、個人情報保護法を含めたこの4つの法律が聞かれていくんでしょうか。
勉強している人なら、問題54・56は比較的容易だと思います。
問題55は知識ではなく、素朴に考えていれば(知らない言葉もあるでしょうから、そっちの人が多そう)、ファイヤーウォールに気づくかと。
これで3問ですか。
そして、文章理解も素朴だったと思います。
満点もいるだろうし、最低でも1ミスで済ませたい。
これで2問です。
3+3+2=8問
ってイメージかなーと思います。
以上、落書きでした。
正確な正答率、難易度、過去問題との関係、未出の程度、傾向の変化などについては、全て分析会で明かされるはずです。
それまで、もう少々お待ちを。
ちなみに全体の平均点は去年より上昇しているイメージです。