熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ -2ページ目

熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ

熊本県立大学、九州大学の合同ワークショップのブログです♪
今年はどんなものができるのでしょうかー

主に議事録であったり、作業の様子であったり、そしてたまに飲み会とかどうでもいいこととか記録していきますー

ツイッターのリストも開設するかも

9月27日に全体ミーティング&作業が県大で行われました。
九大の皆さんお疲れ様です!

今回は話し合うというより、作業がメインでした。
・広報、運営班(ポスター作成、スライド動画作成、メディア・外部に対する書類作成)
・デザイン、施工班(デザイン、施工法、モックアップ作成)
の2つの班に分かれました。

作業風景です!

ポスター班
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-ポスター班

資料作成班
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-書類作成班

スライド動画作成班
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-スライド動画作成班

デザイン、施工班
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-デザイン班その4

熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-デザイン班その3

熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-デザイン班その2

熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-デザイン班その1


最終的に、
デザイン、施工班は、デザインをデザイン班だけで決めかねているのでみんなの意見がほしいとのことでした。

ポスター班は、ポスターのデザイン案が決定し、製作を続けていく形に。
更に冊子については、施工風景の写真収集が必要とのことでした。

資料作成班は、メディア・外部向けの資料はやまたいとりっちゃんが頑張ってくました!

スライド動画作成班は、これから写真集めと動画を撮影して動画作りの材料を集めついきます。
みんなも定期的に写真撮ったり、動画撮ったりしてもらえればいいものができると思うので、ご協力お願いします!
あと、スライドを流すときの曲でいいのがあれば教えてください(^-^)/

9月11日(日)に中間発表会が行われました。

講師に
 建築家/九州大学准教授・末廣香織氏
   熊本県立大学准教授・辻原万規彦氏
      九州大学助教・志波文彦氏
に来ていただきました。お招きしました?

<場所>
熊本県立大学 新講義棟 中講義室4
<日程>
13:30~13:40 全体の流れについて
13:40~14:00 合同WSプロジェクトについての説明
14:00~14:20 末廣香織氏による講演
14:20~15:00 合同WSからの発表
15:00~15:20 九大WSプロジェクトについての説明
15:20~16:00 九大WSからの発表


末廣先生のご講演
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-末廣先生

中庭WSの発表
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-中庭WS発表

他学生の意見が聞きたいということで、合同WSに参加している学生たちが思い思いのことを話しました。
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-意見交換

志波先生
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-志波先生

質疑応答、山田氏が頑張ってくれています。
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-質疑応答

辻原先生
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-辻原先生

九大WS(ケンちゃん屋台作成Project)の発表
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-九大さん発表

みなさん真剣に聞いています。
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-真剣に聞いてます。



今回の中間発表では、先生方にコメントとアドバイスをいただきました。
長いのでパソコンで見ることをオススメします!


・コンセプトにとらわれ過ぎている。楽しめる空間かどうかが大事。
・作るもの自体に魅力や面白みがないと意味が無い。
・ できたものが面白ければあとで言葉(コンセプト)をどうにでも変えられるので、コンセプトに縛られる必要は無い。私たちはモノを作っているのであって、モノ自体の魅力をどう伝えるかが大事。
・ コンセプトを設けることで逃げが見える。
・ 木材を交互にレンガ状に積み重ねて形を変えていくという操作自体はいろんな可能性がある。ひとつの単純な大きさの材を使うのも一つの縛りで良い。
・ 積み重ねる平面的な形だけど、寝かせて山みたいにして立体的に考えてみたり、部材の大きさを変えてみたりすれば雰囲気が変わってくる。
・ このシステム自体は可能性があるのでその可能性をうまく利用して。
・ ロゴはうまい!このセンスがあればできる!
・ モノ作りの過程の中でモックアップを作ったのに問題が生じると、振り出しに戻ってしまっている。良いプロセスなのに最後の案に生かし切れていない。どのように改善するか、次のスッテプが大事。
・ 木材を使ってモノ作りすることはある程度のテクニックが限られてしまうが、いいものができればいい。
・ 自分たちでコンペを行うというのは今年が初めてだった。
・ 例年と比べてあまりわくわくしない。これできるのか?とか、できたら面白そうやな~っていうのがない。
・ 木材の量や人数が少ないことなど制度にとらわれているためにまとまり過ぎている。できるか、できないかで判断しているので、挑戦の無いまとまりになっている。もう少し挑戦してもいい。

(山田)コンペを行ったが、できる案を選択する傾向にあった。成果物をちゃんと出さないといけない、という気持ちがあった。
BEST4まで絞ったが、それぞれ自分の案が大事になってしまって議論が発展しなかったというのはコンペの欠点だったのかも。

・成果物は教員側だと何もできなくてもいい。壊れても学生が考えていることがみんなの成果物なので、挑戦した方がいい。もし成果物が出来なくても施主さんがいるわけではないので謝れば済む。
・ちゃんとしようとし過ぎていて学生らしくない。

(中尾)日本庭園をコンペで出したがどうにか盛り込めないかと…自分のしたいことを主張したい。
(田中)静と動をコンセプトにすることでコンペではそれぞれいろんな捉え方の案が出るかと考えていたが、イメージと違ったりして、コンペをしたことが裏目に出てしまったのかな、と思った。
(福島)コンペを出そうと思ったが静と動がよくわからなかった。最初の山田案で突っ走ってもよかった。結局どっちつかずだった。
(溝辺)今回の最終デザインも、時間がないけど何か出さないと、という感じで中途半端な感じがあった。今までの活動よりここ2日間の活動の方が内容の濃い活動だった。これからどうするかが不安だけど頑張りたい。出来なくても良いと言われてもやっぱり作りたい。大人数でひとつのものを作るとなると、みんなの想いがあり過ぎてなかなかまとまらない。

・ 建築学科の学生が集まってみんなで作ろうとしているのがむしろ気持ち悪い(笑)おりこうさんじゃなくていい。作ってみてできなかったでも、壊れたでもいい。
・ こどもも危険なものには近づかない。失敗してもしょうがないってなるしかない。
・ 子どもが怪我するより学生が怪我する可能性の方が高いので保険には入っときなさい。
・ あえてひとつの作品をつくる方がいいのか、大きく見ると一つだけどよく見ると三つくらいに分かれているなどして、グループに分かれてつくる方がいいのか、もう一度みんなで話合いをするべき。
・ ひとつをつくるって言うのなら、みんなで力を合わせて出来るものをつくらないと意味が無い。

とのことです。
木材を組んでデザインを考えるという案はそのままで、組み方やデザインを考えていくことになりました。
9月9、10日(金、土)に県立大学で合同合宿を行いました。

この合宿は9月11日に行われた中間発表会に向けての活動で、案を固めて模型や発表用のパワーポイントをまとめるなどの作業を行いました。


12時に県大集合
コンペで決定した福原班の木々(もくもく)案の改訂案のスタディ模型を見て、さらにどう変えていくかを話合う

もくもく改良案
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-椅子とステージをくっつけたVer.
椅子とステージを離すと
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-椅子とステージを離したVer.

さらに改良中
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-もくもく改良中

参加者全員集合したところで班に分かれて活動
・デザイン班
(もくもくのデザインを考える)
・パワポ班
(中間発表で用いるパワーポイントの作成)
・協賛電話班
(協賛をお願いするために企業などに電話)
・資料作成班
(協賛のお願いをするための書類作成)
・ロゴ班(KQW36のロゴ作成)

<デザイン班>
 もくもく案の椅子の座面は雨水がたまらないように材を並べるデザインとなっているので人が座るのに適した木材の間隔を検討したり、どのようにしたら全体としてもくもく感が出せるかアイディアを出していく作業を行っていました。
熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-デザイン考え中

<電話班>
 熊本の県木連に電話をしたところ、お話しを聞いていただけるということになり、後日、木材を提供してくださることが決定しました。球磨の製材所の方にも興味を持っていただきました。
 その後は、協賛のお願いをするための資料や企画書を作成しました。

<パワポ班>
 発表の流れを考え、このWSの説明や今回の活動の過程などのスライドを作成。
 その他にも中間発表で使う資料の作成を行いました。

<ロゴ班>
 KQW36のロゴをAKB48風に作成。


全体的にこのような活動をしていました。


しかし、途中でデザイン班から集合がかかり...

板材を使用しないとこのデザインはできないのでは?という意見が出て、このデザインでは作れないという考えに至りました。
板材を使わずに元のデザインの形を作る案も出ましたが、やっぱり難しい模様(・・;)

発表1日前にしてデザインを練り直すことになってしまいました。

そこから考えられた案は...
$熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-デザイン会議中

$熊本県立大学、九州大学合同ワークショップ-中間発表成果物



もくもく感が出るように、木材を積み上げていき大きな空間を作ることでした。

中庭全体に積み上げた木材をおくことで、どのアングルからも雲のイメージをアピールすることを考えました。
コンセプトの面では、雲の曲線部分を活かした椅子を設置し、休憩としての「静」、通路としての「動」を表しました。


この合宿は濃い二日間となりました。
中には徹夜でがんばってくれた方々も…(T_T)
本当にありがとうございます!(>_<)

この木々の案を引っ提げて中間発表に挑みました。…