やっと決まりましたね~、妖怪人間ベムの映画化!!
昨年10月のテレビドラマ、本当に良かったから・・・(*^.^*)
最初はどうやって実写化するのかという興味だけでした。
見始めると、テレビドラマとしてはまさかのハイクオリティ!次週が待ち遠しいくらい気に入ってしまいました。
あたたかで、そっと包み込んでくれるようなドラマ。制作に関わったすべての人が、もてる愛情と技術を注ぎ込んで制作した、珠玉の作品だと感じました。40数年の時を経て、魅力のエッセンスはしっかり入れて現代に受け入れられる形にする工夫と苦労は、並大抵ではなかったでしょう。おつかれさま、ありがとうございます!!って感じです。
魅力はたくさんあるんですが、今回は(ん?何回か続くのか?^^;)私の個人的な好みとして、「寓話」と「復活モノ」について語っちゃいます。(〃∇〃)
私はウルトラ・シリーズを見て育った世代です。その中で「ウルトラセブン」は幼い心にもただの「怪獣と闘うマンガ」でないことを感じさせました。大人が見ても考えさせられる寓意をもっているからでしょうね。
それで育ったせいか、私はファンタジーでないドラマは逆にウソ臭く感じて苦手なんです。リアルに見せかけた、大げさな演技も。TVドラマベムはすてきな寓話でした。
40数年の時を経て復活したベム。
印象的な復活といえば、平成ウルトラシリーズ第1作「ウルトラマンティガ」も同じように秀逸な出来でした。「ティガ」はセブン、「ダイナ」は初代マンのテイストを出すこともコンセプトだったようです。
平成仮面ライダー・シリーズでは「クウガ」。「響」「555」「電王」あたりもおもしろかった。平成仮面ライダーの良さは、毎年世界を一新するところ。バイクに乗っていれば仮面ライダーなのか?それとも変身ベルトがポイントなのか?それとも昆虫のマスクなのか?新しいキャラクターと世界を「仮面ライダー」と決定づける要素は何なのか、そして、そこにこめるメッセージは?知恵を振り絞って制作されていると思います。石ノ森章太郎さんの持ち味だった、「常に新しい表現を追い求める姿勢」を崩さないことは本当に大変だと思います。
う~ん、あと嬉しかったのはヤッターマン(2008のアニメ)(*^.^*)
物語のばかばかしさはそのままに、ヤッターマンをあくまで華麗にかっこよく見せる作画が、さすが新作。
なんか、ベムから話題がそれてしまいましたが、制作スタッフの作品に対するリスペクトが感じられるものが好き、ということでしょうか。
自分が幼い頃好きだったものがリメイクされると、「私と同世代の人はテレビ局の中で偉くなる年代よね。それで自分のやりたいことやれるようになったのかも。」「自分の手で蘇らせようとするほど好きな人が、他にもいたんだわ。」「好きなポイントが一緒だわ!」などと、勝手に親近感が沸いてしまいます。いいね!リメイク。
とかいいつつ、最近テレビを見てないなあ・・・
またすてきな番組が放送されないかなあ・・・