僕は学生の頃は
『頑固だよね』と言われてました。
僕自身は自分が頑固だと思っていなくて
『そんなことない！』
と言い張っていたのですが
それこそ頑固になっていたと思いますね笑
他人の意見を聞かない人や
自分の意見を曲げない人というのは
いつの時代にもいるものですが
なぜそんなに頑固になるのでしょうか？
その理由はいくつかあって
- 自分の意見に自信がない
- 自分の意見を自分が理解していない
- バカにされたくない想いが強い
- 自分の意見を否定されるのが怖い
というものが上げられます。
頑固になるということは
人の意見は聞かないし
自分の意見を押し通そうとしますが
それは自分の意見に自信があるわけではなく
むしろ自分の意見に自信がないから
頑固に意見を主張するんですね。
『自分の意見は間違っていない』
『自分の意見は正しいはずだ』と聞くと
自分の意見に自信があるように見えますが
意見を頑なに押し通すことで
『自分の意見を信じたい』
と自分に言い聞かせてるだけなんです。
自分の意見に自信がある人は
意見を押し通すということはせずに
相手の意見にも耳を傾けます。
相手の意見を聞いた上で
『自分には今の意見が合っている』
というように考えるのです。
つまり
意見に正しいも間違っているもなくて
いろんな意見がある中で
一番ベストな意見を取り入れて
一番ベストな判断をする
そう考えているんですね。
また
自分の意見に自信がないから
頑なに意見を押し通そうとするのは
自分の意見を自分が理解してないからです。
誰かから聞いたり
テレビやネットで知ったのかもしれませんが
その情報に対して知識が薄いため
表面だけでしか理解していません。
理解が薄いので意見も薄く
人から指摘や反論されると
答えられなくなってしまうんです。
しかし
答えられないことは許せません。
なぜなら
『バカにされる』と思うからです。
だから頑なに意見を曲げません。
意見を曲げてしまえば
自分がバカだと認めることになりますから。
そもそも
『バカにされる』と思うのは
自分が他の人をバカにしているからです。
意見が薄い人を見て『バカだな』
と思っているので
自分が意見が薄いとしたら
『自分もバカだと思われる』
そう思ってしまうのですね。
そして
意見を頑なに押し通そうとするのは
怖いからなんです。
バカにされることもそうですが
意見を曲げることで
『自分は間違っている』というように
自分が否定されるように感じるのが
とにかく怖いのです。
怖いことからは逃げたくなりますよね？
だから意見を曲げないんです。
頑固でいることで良いことはありません。
もし『自分は頑固かも？』と思うなら
改善した方が生きやすくなります。
改善するには
- 人の意見を聞く
- 自分の意見に疑問を持つ
これだけです。
自分の意見を曲げる必要はありません。
人の意見を受け入れる必要もありません。
ただ
人の意見を聞いてみるということです。
なぜなら
人の意見には素晴らしい意見やアイデアもあり
とても有益なことも多いからです。
人の意見を聞いて取り入れるかどうかは
聞いてから自分が判断すればいいことなので
まずは聞いてみましょう。
そして
自分の意見に疑問を持ちましょう。
『自分の持っている知識は薄いのか？』
『もっと良い意見や考えがあるのでは？』
というように疑問を持つと
自分の心に他の意見を受け入れるだけの
隙間ができることがあります。
人の意見を聞く姿勢が取れるんですね。
頑固になっている人は
自分の意見を押し通すのに必死で
とにかく心に隙間がありません。
受け入れる態勢が整っていないときは
何を言っても聞こえないものです。
疑問を持つことは隙を作ること。
人の意見が聞こえてくると
自分の意見も見直すことができますよ。
頑固になって人の意見を聞かないことは
自分の考えを広げる機会を失ったり
良い意見を知る機会を失ったり
とてももったいないことです。
さらに
周りからしてみると頑固な人は扱いにくく
『あの人には何を言ってもムダ』
というように見放されてしまい
良いコミュニケーションが取れなくなります。
それは殻に閉じこもってしまうことになり
自分が苦しくなっていきます。
意見を持つことはいいことですが
自分が凝り固まっている感じがしたら
要注意かもしれませんね。
鳥居剛志
あなたは頑固者ですか？
自分が頑固かどうかなんて
意外とわからないものです。
『もしかしたら頑固かも？』
と思ったらご相談ください。
少しずつ紐解いていくと
頑固は解消していけますよ。
ご質問もお待ちしています。
