何かを迷ったり
何かに悩んだりした時は
僕はいつも誰に聞いてしまいます。
これは母親ゆずりなところがあって
母もわからないことはすぐに人を頼ります。
例えば
ネットで地図を見ることができないので
知らない街へ行くと
駅を降りたその足で交番を探すか
駅員さんに目的地への行き方を聞きますね。
もちろん
電車に乗る時もどれに乗ったらいいのかを
随時駅員さんに聞いています。
いろんなところで人に頼っています。
ある意味でたくましいわけなんですが
すぐに人に頼るというのは
それはそれで問題なんです。
なぜなら
何か問題が起きたり悩んだりしたときに
「誰かに聞かないと答えを出せない」
「自分自身で答えを出せない」
ということに繋がります。
つまり
自分で考えることをやめてしまうのです。
それは
人に意見を聞かないと
答えにたどり着けなくなってしまうのです。
なぜそうなってしまうのでしょうか？
それは
自分の答えに自信がないんです。
『自分の答えは間違っているんじゃないか』
と不安になったり
『どうせ自分の答えは間違っている』
と自分の考えを否定しまっています。
自分の考えに自信を持てないから
人に聞くことで安心したいんですね。
しかし
本当に安心なのでしょうか？
誰かに聞いたその答えは
本当に正しいのでしょうか？
自分が知らないことや
自分がわからないことは
教えてもらったことが
正しいのかそうでないのかを
自分が判断することができません。
そんな曖昧な答えを信じ
仮に失敗してしまったとしたら
やりきれない気持ちになりませんか？
また
自分の答えに自信がない人は
誰かに聞いた方が早いと思っています。
それは自分で考えるということを
やめてしまっていませんか？
誰かに聞いた方が確実なこともあります。
誰かに聞いた方が早いこともあります。
むしろ
聞かないとダメな時もあると思います。
しかし
どんな場面も自分で考える必要はあるし
最終的に決断するのは常に自分なわけですから
それは人に任せない方がいいです。
駅員さんに聞いた方が確実だと思いますが
当然他の選択肢だってあります。
駅員さんは駅員さんが思う最善のルートを
駅員さんの独断で教えてくれます。
でも実は
違うルートの方が早かったり
違うルートの方が空いていたり
違うルートの方が乗り換えが少なかったり
もっと言ってしまうと
違うルートの方が景色がキレイだった
なんてこともありますね。
つまり
どんな問題も悩みも
答えは無数にあるということで
その中から何を選ぶかは
自分次第だと言うことですね。
誰かが言うままに選んでいたら
選んだ先が最悪な結果だったらどうしますか？
教えてくれた人に
「言われた通りにやったのに！！」
と文句言いたくなりませんか？
しかし
それは自分で選んだ結果で
自分のせいなんですよね。
自分のせいだと思うと
自分を責めてしまうわけですが
自分を責めることはしたくないので
教えてくれた人を責めます。
そうして
自分が傷つかないように
自分が損をしないように
自分を守っているわけですね。
問題も悩みも自分のものなんです。
もちろん解決するのも自分自身。
解決して嬉しくなるのも
解決しなくて悲しくなるのも自分自身。
なので
誰かが解決してくれるだろうと
他の誰かに自分を預けないで
まずは自分で考えることが大切です。
そして
答えを探し出した後で
その答えをどう思うかを人に聞くと
より具体的な答えが聞けるでしょうし
問題の解決がいっそう進むはずです。
問題が発生すると人に頼りたくなりますが
まずは自分の中にある答えから探しましょう。
鳥居剛志
自分で考えるとしても
自分1人で抱えることとは違います。
誰かに助けを求めたり
誰かを頼ることは大切です。
まずは今抱えている問題に対し
自分がどう思うのか？
ということから考えてみてはどうでしょうか？
1つ1つわかる範囲から
自分に質問してみるといいですよ。
もし自分で質問が難しいときは
僕にご相談ください。
全然違う視点からの質問も
きっと参考になりますよ。
ご質問もお待ちしています。
（公式ラインにてお願いします）
