「習慣」に対しどんなイメージがありますか？
めんどくさいイメージですか？
難しいイメージですか？
それとも楽しいイメージですか？
僕が「習慣」と聞いてまず最初のイメージは
「プレッシャー」ですね。
僕はどんな習慣でも
自分に与える課題みたいに感じていて
『やらなきゃ！』という気持ちになります。
習慣は自分で選んで行動するものですよね。
ようは「やってもやらなくてもいいこと」
というものなので
自分さえ良ければやらなくてもいいものです。
これは僕のケースですが
お風呂に入ったり歯を磨いたりすることは
すでに習慣というレベルのものではなく
当たり前のレベルの行動です。
でも人によっては
お風呂に入らない人もいますよね。
僕の姉は海外で結婚して生活していますが
お風呂は2〜3日に1回だという話を聞きました。
僕の感覚すると信じられない笑
僕にとっては
「お風呂は毎日夜に入るのが当たり前」ですが
その行動は「やってもやらなくてもいい」ので
自分が気持ち悪くなければ
「入らない」という選択肢があっても
それはそれでいいわけですよね。
臭くなって人に迷惑をかけますが・・・笑
ではなぜお風呂に入るのか？と言えば
・お風呂に入ると気持ち良いから
・お風呂に入らないと気持ち悪いから
ぐらいの理由でしょうか。
僕の中で「お風呂に入る」という習慣を止める
という選択肢はありません。
それは
お風呂に入らないことで自分が不快極まりなく
自分自身が苦痛を感じるからです。
僕はここに習慣のポイントがあると思っていて
習慣にするためには
「目的」
が必要なんですね。
つまり
その習慣の「なぜやるのか？」
という目的が必要なのです。
人は何かを『やろう』とする時は
「動機づけ」というのが必要なんです。
動機づけには
「外発的動機づけ」と「内発的動機付け」
という2つの種類があります。
簡単に説明すると
外発的動機づけは外からやらされること
内発的動機づけは自発的にやること
という文字通りな感じです。
ちょっと考えてみてください。
今行動しているあなたの動機は
どちらの動機づけになりますか？
意外と外発的動機の方が多くありませんか？
例えば
社長賞とか何か賞をもらうことで
お金など賞与が出たりしますよね？
実はこれが外発的動機にあたるんです。
外発的動機というのは
褒美や罰で行動を起こさせるということなので
会社はあなたにお金を与えることで
あなたの動機を起こさせているわけです。
つまり
あなたは「やらされている」ということ。
馬の目の前にニンジンをぶら下げて
一生懸命走らせるお話と同じですね。
そして
外発的動機づけは一時的には効果的ですが
ずっと継続することは難しいです。
習慣のような長期的な行動においては
『これをやったらあれがもらえる』
みたいな意識では続かないんですね。
僕が何かを習慣にするときは
「ご褒美」は用意しません。
なぜなら
『今日はやりたくないなぁ』と思ったとき
『ご褒美はいらない』というように
「やらないでいい理由」を作ってしまいます。
ご褒美は何かが終わったその時に
思い付いた時点で与えるようにしています。
ご褒美というのは
集中してがんばっている時は
そんなに欲しいとは思わないものです。
心が疲れてきたときに欲することが多いので
『ご褒美が欲しいな』と思った時は
『心が疲れているんだな』と察して
自分にご褒美をあげますね。
僕はいろいろな習慣を持っていますが
現在習慣になっていることでも
めんどくさくてやりたくない時もありますし
やめたくなることもたくさんあります。
でも
自分の目標達成のためには
必要なことだと思っているので
嫌になったりやめたくなった時は
自分の目標を確認するようにしています。
あとは
習慣はおおよそ2週間程続けると
ある程度馴染んでくると言われています。
最初は何をやるにしても
腰が重かったりします。
日頃の生活にその習慣が馴染むまでは
すごく違和感があるものなので
排除したくなります。
まるで実家に里帰りした時の
自分の居場所がないような感じですね笑
結局
習慣は意志の上に成り立っているもので
習慣化する時も
習慣化した後も
常にその習慣をやる理由を意識していないと
続かないものだと思いますよ。
鳥居剛志
あなたの習慣はなんですか？
何かを習慣にしたいと思った時は
まず宣誓するのが効果的です。
『今日からこれやります！』
というようにコミットすることで
否が応でもやったりするものです。
習慣化したいと思ったらご相談ください。
あなたが習慣にできるように
僕があなたを見張りますよ笑
ご質問もお待ちしています。
