むかしむかし

ユングという心理学者は

人の性格を大きく2つに分けました。

 

 

「外向的な人」と「内向的な人」です。

 

 

内向的な人の特徴は

 

・社交性ではなく自分のカラに閉じこもりがち

・人前で仕事するのが苦手

・無口で融通がきかないが、がまん強い

・ひかえ目で、考えが深い

・感受性は強いが、自分を表に出さない

・感情をコントロールできる

・迷うことが多く、実行力に欠ける

・周囲の変化に柔軟に対応できない

 

 

 

外向的な人の特徴は

 

・社交的で、交際範囲が広く、世話好き

・他人がいるところの方が仕事ができる

・行動的で、熱しやすく、冷めやすい

・自信がある

・陽気で、劣等感がなく、ユーモアがある

・感情表現が豊か

・決断力が早く、統率力がある

・周囲の変化に関心があり、調和を心がける

 

となるわけですが

この他にも性格や人の特性の分類は

研究している人や基準で変わってくるので

外向的とか内向的などで

一概に決めつけられるものではありません。

 

当然

これが全て当てはまるわけではありませんし

外向的な部分もあるし内向的な部分もある。

 

どちらも混在している方が多いと思います。

 

 

 

しかし

僕はとても広い方向性として

『ある程度そういった傾向があるのかも』

と感じることも多いです。

 

 

 

 

そのような傾向を自分で知っておくことで

自分をうまく扱えるようになるので

とても楽になります。

 

 

 

ただ

自分自身が感じているタイプと

相手から見た自分のタイプが違うこともあり

どれが自分のタイプなのかわからず

混乱することもありますが笑

 

 

混乱してしまったときは

自分が感じているところを優先しましょう。

 

なぜなら

他の人に見せている自分の姿は

外向けの自分なので

「本音」と「建前」があるように

つくろった自分を見て他人は評価しています。

 

人から客観的に見てもらうことで

自分を知ることもありますが

まずは自分で把握しベースを作りましょう。

 

 

 

 

 

 

自分には自分だけの戦い方があります。

 

内向的な人は内向的な戦い方があって

外向的な人の能力を使って戦おうとしても

扱えなかったり逆効果になることもあります。

 

 

 

人は自分が持っていないものを見ると

妙に輝いて見えるというか

うらやましく感じたりするものです。

 

 

 

 

おとなしく恥ずかしがり屋な内向的タイプが

社交的な人みたいになることができれば

仕事も人間関係も全てうまくいく

みたいなイメージを持ってしまい

外向的な能力である社交性を求めても

苦しくなるのは目に見えていますよね。

 

 

明るい自分になろうとするのは良いことですが

社交的になることが明るいのではなく

自分の機嫌が良いということが

自分らしく明るくなることだと思います。

 

 

 

 

 

 

自分のタイプを知ることは

楽に生きるためのコツの一部ですが

正確に自分を全て把握するのは

無理だと僕は思っています。

 

なぜなら

日々変化していくものだからです。

 

 

人は体験を通して考え方が変わります。

 

嫌いだった食べ物が

極上なやつを食べたことがきっかけで

好物になったというような変化は

常に起こっているのです。

 

 

 

『自分は外向的なんだ!』

と思いすぎてしまうと

変化に対応できなくなってしまいます。

 

変化を見逃さず

その時その時でベストな作戦で

ベストな戦いができるといいですね。

 

 

 

 

鳥居剛志

 

 

 

 

あなたは外向的ですか?

それとも内向的ですか?

僕はもともと外向的だったんですが

近年は内向的っぽいです笑

 

ユングはこの中でもさらに分類していて

全部で8通りに分けています。

 

タイプがわからないときはご相談ください。

ユングに変わって診断しますよ笑

ご質問もお待ちしてます。