人生ってずっと続くと思っていませんか?

明日は普通にやってくると思っていませんか?

 

 

 

 

今は80歳、90歳と元気な方も多く

そういう方たちを見ていると

『自分の人生はまだまだ先は長い』

と漠然と考えているかもしれません。

 

 

しかし意外とそんなことなくて

もしかしたら事故に遭うかもしれないし

病気になるかもしれないわけです。

 

 

そういう自分の人生の終わりと直面した時に

初めて自分の人生を考えたりするものです。

 

 

 

 

 

 

僕は今年42歳になりました。

 

今この歳になって改めて思うことがあります。

 

それは

『実感がない・・・』

ということです。

 

 

 

高校生の時や20代の頃から見た42歳は

かなりアダルトな感じでした笑

 

「中年」というカテゴリーに入り

すでに「若い」というステータスはなく

「老い」を感じている姿を想像していました。

 

 

しかし実際の42歳は何も変わらない。

 

 

いや

変わらないと思っているだけであって

実は確実に変化してきているわけです。

 

それを見ようとしていないだけだったり

認めていないだけだったりします。

 

 

 

 

 

ユングという人は

「成人期は人生の正午」と言いました。

 

この成人期というのは40歳を指していて

人生を1日にして見てみると

40歳はちょうど正午にあたるということです。

 

つまり

「40歳から日の傾きが逆になっていく」

ということ。

 

 

 

 

 

 

実感が沸こうが沸かまいが

時は過ぎていき確実に変化しているわけです。

 

よくよく自分を観察してみると

身体も40歳あたりになると変化してきます。

 

 

 

僕が最近思うのは

 

傷が治りが遅くなったこと

疲れが取れにくくなったこと

体力が落ちてきたこと

 

というような身体的変化を感じます。

 

 

 

僕は今年車の免許の更新があり

前回の免許の写真と

今回撮影した写真を見比べたら

自分が思った以上に歳を取っていて

けっこう衝撃的でした笑

 

現実を見た瞬間でした笑

 

 

 

 

 

 

 

人生は確実に流れていて

いつか終わりが来きます。

 

それは誰もがわかっていると思います。

 

 

 

しかし実際は

『ずっと生きていられる』と錯覚しています。

 

『そんなことない』と言うかもしれません。

 

 

 

しかし

自分の人生の最後を考えたことがありますか?

明日が来ないと思ったことがありますか?

 

 

 

 

病気や事故に遭ってしまい

「死」を間近に感じた人は

必ずと言っていいほど人生観が変わります。

 

自分の命が有限だと認識するからです。

 

 

 

 

 

僕はある時「死」に直面したことがあります。

 

その時に感じたことは

自分が今までの人生で

何も成し遂げてこなかったことへの

「虚しさ」でした。

 

僕はその時やりたいことが

特別あったわけではないので

『やりたいことができなかった』

といった「後悔」の念はありませんでした。

 

しかし

『自分の人生に意味があったのか?』

『自分は生まれてきて何かできたのか?』

というような虚しさが

胸いっぱい広がったのを覚えています。

 

 

 

僕はそれまでは自分の人生はずっと続く

という風に思っていました。

 

 

誰かが亡くなったことを知ったとしても

まるで他人事ですし

誰かが病気になったり事故に遭ってしまい

人生観が変わったという話を聞いても

『そうかそうか』と聞いてはいるものの

やはり他人事に感じていて

自分とは関係ないと思っていました。

 

父親が亡くなった時でさえ

「死」というものを考えもしなかったです。

 

「死」に対し知識として知ってはいますが

頭や心で理解できていませんでした。

 

 

 

 

自分の明日は必ず来ると思っているため

今日という日を無駄にします。

 

『明日できることは明日にしよう』

『時間ができたらやろう』

と先延ばしにします。

 

『いつかやろう』と思ったとしても

そのいつかは来ないかもしれないのです。

 

 

 

 

 

そうは言っても

自分の人生を本当の意味で直視するのは

そう簡単にできるものではありません。

 

 

そこで僕がオススメするのは

「年齢を分解する」

ということですね。

 

 

そして

その時その時の自分を想像してみることです。

 

 

 

 

 

 

自分が今30歳だとして

80歳まで生きると仮定したら

残り50年生きるということになります。

 

 

これだけ見ると現実味がありませんね。

 

 

むしろ

『50年もあるのか〜、けっこう長いな〜』

という感じさえ受けるかもしれません。

 

 

 

 

これをできるだけ細かく分解していきます。

 

 

自分が80歳まで生きて死ぬまでの人生は

どんなものだったのかという

「自分のあらすじ」を作る感じです。

 

 

そのためには

「自分が人生で何をしたいのか」

ということを考える必要があります。

 

 

 

壮大なテーマではありますが

人生を通して何をするのかを

「今の時点」で決めておくことは

非常に大事です。

 

これはあくまでも「今の時点」で良くて

後々変わることは全然大丈夫です。

 

 

なんなら来週変わったっていいです。

 

 

 

 

まずはしっかり人生を捉えることが大事で

人生を通して何がしたいのかを考えて

自分の人生があと何年あるのかを考えてみると

意外と時間がないことに気づくはずです。

 

 

 

自分が望む人生にするには

今何をすべきなのかということが

なんとなく見えてくるものです。

 

 

そうすると

仕事はもちろんですが遊びでさえも

全てが意味を成してきます。

 

 

 

 

ただなんとなく生きていた毎日は

ある意味「自分の人生ではない」

と言えるかもしれません。

毎日を意識して生きていくからこそ

「自分の人生を生きている」

ということになるのではないでしょうか?

 

 

 

 

鳥居剛志

 

 

 

 

「人生を考えてみよう」

と言われてもどこから考えていいものか

さっぱりわからないこともありますよね。

 

僕もそうだったのでよくわかります。

 

そんな時はご相談ください。

「自分が何を望んでいるのか?」など

なかなか考えないようなことまで

一緒に考えていきましょう。

ご質問もお待ちしています。