誰かに仕事をお願いしたり

任せたりすることはありますか?

 

 

 

 

僕は苦手なんです。

 

 

 

なぜなら

・仕事を押し付けているように感じる

・申し訳なく思ってしまう

・お願いすると嫌がられる気がする

・自分でやってしまった方が楽

と考えているので

仕事をお願いしたり

任せたりできないのです。

 

 

 

 

できないというよりもやらないんですね。

 

 

なぜなら

『相手にお願いしたり

仕事を任せたりすることはしたくない』

と思っているからです。

 

 

それは僕が相手のことを

「信じていないから」なんですね。

 

 

 

 

 

相手にお願いするのは

けっこう手間が掛かります。

 

やってもらうからには

1から教えないといけないですよね。

 

 

人に何かを教えるのはホントに大変で

自分の伝えたいことを理解してもらうのために

時間も精神力も大量に使います。

 

 

それに

やり方を教えたとしても

自分が教えたことが

きちんと伝わっていなければ

間違いを指摘しなければいけなくて

指摘すれば嫌な顔されたりしますし

最悪もめ事に発展します。

 

 

それはストレス以外のなにものでもなく

『だったら最初から自分でやろう』

となるわけですね。

 

 

 

つまり

自分がやった方が早いし

楽だと思っているわけです。

 

 

 

 

手放すべき仕事まで抱えていると

やがて自分の仕事がどんどん増えていき

どうにもこうにも手に負えなくなってきます。

 

 

そうすると

『なんで自分ばかりやらねばならないのか?』

という不満が出てきます。

 

不満を溜め込んでいけば

いずれがまんできなくなり爆発します。

 

 

 

周りの人たちは

『好きで仕事を抱え込んでいる』

と思っていたので

突然キレた姿にとてつもなくビックリします。

 

 

 

キレてしまった自分は後味悪いですし

周りからは理解されないですし

いてもたってもいられなくなり

その場から逃げます。

 

会社をやめたり

周囲と距離を置いたりする感じですね。

 

 

 

 

 

もとをたどれば

自分がお願いできないとか

任せられないというところから始まっていて

更に言うと

自分がそうしたくてやっていたわけです。

 

 

 

 

 

自分で選んだ結果なのですが

自分が離さなかった仕事を

「周りから押し付けられた」

と感じてしまうこともあり

『自分が仕事を抱え込んだのは周りのせいだ』

と思うようになったりします。

 

 

 

全くもって筋違いなのですが

自分が悪いということを認めたくないのと

自分が悪いと認めたところで

どうしていいかもわからないので

周りのせいにすることで

とりあえずスッキリしようとします。

 

 

つまるところ

安心するわけですね。

 

 

 

それが後々自分自身を苦しめるわけですけど…

 

 

 

 

 

人のせいにし出すと冷静な判断ができなくなり

負の感情が巡るループに落ちていきます。

 

 

 

ではどうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

それは

相手を信じること

 

それと

相手を認めること

 

そして

一緒にやるという意識を持つこと

 

という3点が大事だと思います。

 

 

 

 

 

『ちゃんとお願いしてちゃんと任せれば

相手はお願いを誠実にやってくれる』

と信じることです。

 

 

『これ任せても大丈夫かなぁ?』と

疑心暗鬼でお願いされたら

 

『やりたくない!』と思うのも当然ですよね。

 

『あなたならできると思うし

あなただからお願いしたい』

 

なんていってもらえたら

『がんばってやろう!』

となりますよね。

 

 

 

 

そして相手を認めるというのは

相手がやってくれた結果が

自分が期待するレベルに達しなかった場合でも

そこまでやってくれたということは

相手は一生懸命やってくれたということです。

 

それは認めて感謝する気持ちが必要です。

 

 

また

やってくれた内容が違っていたり

自分の教えたやり方と違っている場合も

やはり相手を認める必要があります。

 

相手には相手の得意不得意もあり

教えた通りにはできないとか

自分なりにやりたいと思うこともあるので

相手を尊重する姿勢が必要だと思います。

 

 

 

 

そして一緒にやるという意識というのは

仕事をお願いして任せるとしても

共に仕上げていこうという意識のことです。

 

どんな結果になろうとも

それは二人でやった結果なので

喜びや達成感も二人で分かち合い

逆に責任も分かち合うということです。

 

相手に任せた仕事が未達成だった時は

できなかった相手の責任もありますが

『もしかしたら教え方が悪かったのかも』とか

『相手の度量を見誤ったのかも』など

自分にも責任があるはずです。

 

自分の落ち度を無視して

相手を責めてしまえば

相手からも不満が出ることでしょう。

 

 

 

 

お願いする側も

お願いされる側も

共同意識を持つことで

助け合いながら

一緒に仕上げていくことが

一緒に成長していくことに繋がります。

 

 

 

 

 

仕事を任せるのは簡単ではありませんが

自分のためでもあり

相手のためにもなることなので

最初はうまくいかないかもしれませんが

少しずつ任せてみましょう。

 

 

 

 

鳥居剛志

 

 

 

 

あなたはお願いできますか?

仕事を任せることができれば

時間ができたり

余裕ができたり

頼ってるのに逆に頼られたり

お願いしてるのに感謝されたり

メリットはたくさんあります。

1度でお願いしてみてはどうでしょうか?

とても小さいことからお願いすることが

お願い上手になる一歩ですね。

ご相談、ご質問お待ちしてます。