クリスマスとか、年末の行事とか、楽しいイメージが大ですよね。
楽しい方がいいです、勿論。
ここからはちょっと悲しい話題なのでスルーしたい方はどうぞ。
イギリスではホームレスが増え続けています。
2018年の統計で分かっているだけでホームレスの人口は32万人だそうです。
これは路上で寝るしかない人以外に、安いホテルに仮住まいの人、友人宅を転々としている人、その他固定住所がないなどの人たちも含まれます。
ギャンブル、ドラッグやお酒で人生を狂わせてしまった人たちだけではなく、というかこの人たちの中にも精神障害で結局ギャンブルやドラッグにハマってしまった人も多いわけだし、
それ以外にも親がドラッグやアルコール中毒で未成年の子供が家にいたくなくて家でを出るケース、
ちょっと体調を崩して仕事に行けず家賃を払えなくなってしまって家を出なくてはいけなくなるケースなど、社会で取り組むべき問題です。
イギリスは日本のようにスナックバーやキャバクラとかそういった類のお店はありませんので、お金に困った女性は本当に危ない道しか残されていなかったりします。
公園は夜はゲートがあって鍵がかけられます。イギリスには公衆トイレもありません。
寒い季節、クリスマスなどで街が明るい分だけホームレスの人達の心はもっと寒いのではと思います。
ビッグイッシュ―はイギリスがベースのホームレス支援団体で、
ホームレスの人が「ビッグイッシュ―」という雑誌を売って売上金の一部が自分たちに入ってくるという仕組みです。
この雑誌を買うだけでも応援になります。