Orla Kielyの展示をたまたまやっていて観れてラッキー。
彼女のお店は今年の9月に終わってしまい(倒産らしいです)、
もう彼女の商品もあまり見かけることはなくなるのだろう。
彼女のデザインは好きだけれど、彼女の洋服とか食器とかの値段の高さにいつもびっくりして、誰が買うんだろう(買えるんだろう)と思っていたのですが、やっぱり万人受けするようなデザインでもないのに手を広げ過ぎて、値段も一般受けじゃないし、どことなく居場所が違ったのではと思えてしまいました。
今回彼女のデザインの展示を観れて、
彼女はもっとアート的な物やクラフト的な物をやりたかったのではないだろうかと思いました。
この洋服たち、巨大サイズで、私が5~6人入りそうなサイズなんです。
この服自体は着たいとも、いいデザインとも思わないけれど、
この巨大化した服は超可愛いんです。
彼女のお店も、ディスプレーの窓に貼ってあるステッカーの方が商品よりかわいかったりで、
グラフィックデザインとかやった方がきっとアート性を発揮できていたような気がする。
第三者が言うのは簡単だけど、自分のこととなるとやっぱり分からなくなっちゃうんですよね。
自分もハンドメイド作家をやっているので、
売れ筋を作るか、自分の好きなものを作るかで迷います。
今は好きな物しか作る元気がないので、
好きじゃないものを作っていると途中放棄したくなるし、
歳を取るってそういうことか、と勝手な解釈をしてます。
12月に入り商品作りは一旦お休みで、
今度はクリスマスプレゼントと今年中に片づけてしまいたい端切れで色々模索中。
これがまた面白くって。
この写真の端切れはパッチワークっぽくつなぎ合わせてベストにしようと考え中。
大きな布をただカットするより、何だか楽しくって。




