夏の暑い時には日差しが強いので、一生懸命日焼け対策を
していても、日差しが弱くなる冬の時期は、そんなに紫外線が
強くないので特に対策をしないという人が多いようです。
もちろん、紫外線が一年中降り注いていることは知っていても
何となく冬は対策をしなくても大丈夫な気がするのでしょう。
確かに、夏に比べると冬の紫外線は量も強さもグンと減ります。
しかし、冬の紫外線が肌にダメージを与えないというわけでは
ありません。
冬でも夏の5分の1の紫外線が降り注いでいるので、夏に日差しを
3分浴びるのと、冬に15分浴びるのとでは、結果的に同じ量の
紫外線を浴びることになるのです。
そうなると、冬でも屋外に長くいることがあるのなら、しっかり
日焼け対策をする必要があります。
特にスキーなどのウィンタースポーツをする場合、雪は写真を
撮る時に照明を反射させるレフ板のような働きをするので
強い紫外線を多く浴びることになります。
山の上は標高が高く太陽からの距離が近い上に、空気が済んで
いるので、いっそう紫外線を多く浴びますから、日焼け止めは
もちろん、帽子やゴーグルなどで肌を守るようにしましょう。
日焼け止めを塗る時には、夏と違って肌が乾燥していますので
最初に十分な保湿をしてからにするといいでしょう。
■日焼け止めの選び方
太陽から地球に届く光には、可視光線という目に見える光と
赤外線や紫外線のような見えない光があります。
その中でも、紫外線にはUVAとUVB、UVCの3種類があります。
このうち日焼けの原因になるのが、UVAとUVBです。
UVBは紫外線の中に、わずか10%程度しか含まれて
いないのですが、肌に炎症を起こしたり色素沈着を起こしたりする
原因になるものです。
何度もUVBを浴び続けると、皮膚がんや肌の老化の原因にも
なると言われています。
このUVBを防ぐ効果を数値で表したものが、日焼け止めに
表記されているSPFというものです。
UVAも浴びると肌が黒くなり、長時間浴びると老化の原因に
なります。
UVAを防ぐ効果は、PAという記号で表されます。
PAの場合はPA+、PA++、PA+++と表記され、プラスの数が
多いほど、UVAの防止効果が高くなります。
これらの紫外線を防止する数値を目安に、日焼け止めを選ぶように
します。
日焼け止めはムラなくたっぷり塗らないと、効果が発揮できません。
夏の暑い時は汗をかいたり、かいた汗を拭くと日焼け止めが
落ちてしまうので、2~3時間おきに塗り直すようにすると効果が
高くなります。
また、常に高い数値の日焼け止めを使っていればいいという
わけではありません。
日焼け止めを塗ると肌に負担がかかるので、日常生活ではどちらの
数値も低いものを塗り、屋外に長時間いる時には数値の高いものを
塗るというように、使い分けるといいでしょう。