嵐を巻き起こす姉がいた
私は振り回される側だと思っていたけれど、あるふと考え時に、姉の中にも嵐はあったのではないか。
突然現れた、10歳離れた妹。
今まで自分の天下だった場所に、急に現れた“守られる存在”。しかも常にスポットライト付き。両親も親戚も、みんな妹に釘付け。
かわいい。それは本当。でも、面白くない。
泣けば抱き上げられる。笑えば拍手が起きる。私は存在しているだけで拍手喝采。(努力ゼロ歳。)
そのポジションは、少し前まで姉のものだった。
私が一番でしょ?そう思っても、世界はもう妹中心に回っている。だから赤ちゃん返りもする。だってまだ子どもだもの。
10歳差といえど、ちゃんと子どもだ。
少し皮肉なのは――妹を欲しがったのは、姉本人だったということ。欲しいと言った。来た。想像よりだいぶ主役だった。人生、そういうものだ。
幼少期、だいぶ姉にいじられて
育った私はそれを聞き👂
姉が妹欲しいっていうたんかーい‼︎
と、突っ込んだことを覚えている

