主役はダーク 宇宙の究極の謎に迫る/須藤靖
以前読んだ、「科学を語るとはどういうことか」で、哲学におもくそ噛み付いてた須藤さんの本だったので、読んでみた。ガッツリした科学本では無く、一般雑誌に連載されたような科学エッセイ風雑文のようであった。
相変わらず(というか元からか)、哲学系の言説には容赦ない斬り捨て様で笑った。
内容は、宇宙論を中心とした最新理論科学を紹介するので、目から鱗を落としてください、という方向性を目指した連載エッセイか。軽妙洒脱な文章が大変面白いものの、洒脱すぎて、どこまで脱線していくのだという軽文が長く厚く、時に、あれなんでこんな話になったんだっけ、と主題を忘れるほど。こうした部分をカットして主題だけを淡々と語ったら多分1/4程度の分量になると思われる。人によっては大変読みづらい印象を受けるだろうとも思う。
普通程度の科学好きが何か新しい知見を得られる様な本では無い。ちょっと正直誰向けに書いたものかよく分からなかったが、科学っぽい内容の楽しい本が読みたいという中高生には良いかも知れない。筒井康隆なんかが好きな今時奇特な少年には合うかも。

須藤靖 主役はダーク 宇宙の究極の謎に迫る
相変わらず(というか元からか)、哲学系の言説には容赦ない斬り捨て様で笑った。
内容は、宇宙論を中心とした最新理論科学を紹介するので、目から鱗を落としてください、という方向性を目指した連載エッセイか。軽妙洒脱な文章が大変面白いものの、洒脱すぎて、どこまで脱線していくのだという軽文が長く厚く、時に、あれなんでこんな話になったんだっけ、と主題を忘れるほど。こうした部分をカットして主題だけを淡々と語ったら多分1/4程度の分量になると思われる。人によっては大変読みづらい印象を受けるだろうとも思う。
普通程度の科学好きが何か新しい知見を得られる様な本では無い。ちょっと正直誰向けに書いたものかよく分からなかったが、科学っぽい内容の楽しい本が読みたいという中高生には良いかも知れない。筒井康隆なんかが好きな今時奇特な少年には合うかも。