WiiU/デビルズサード/任天堂 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

WiiU/デビルズサード/任天堂

ただでさえ数少ないWiiUタイトル、かつセカンドタイトル、しかもニンジャガイデンを作った板垣氏率いるヴァルハラゲームスタジオ開発となれば関心持つなという方が無理だろう。

そんなわけでちろちろと眺めていたのだが、任天堂の情報発信が極端に少なく不安に思っていた。E3では完全スルー。ダイレクトでも一言も存在さえ触れない。いわっちの事があったので、バタバタはあったろうし、ひょっとすると社長が訊くの予定はあったのかも知れない。それでも、それ以前からの冷遇ぶりは、任天堂とヴァルハラの連携がうまくいっていない事を暗示しているように感じ、さすれば、そのような体制で開発されたゲームの品質に与える影響も懸念せざるを得ないであろう。
その後の、海外プレレビューの異様な低評価と、国内ではAmazon専売という異例の販売形態の判明で、不安は最高潮となる。

しかし、発売直前直後の公式のメッセージ発信、ファミ通の記事とレビュー、公式SNSとされる某掲示板でのメッセージ、そしてなによりAmazonでの実際の購入者のレビューなどで、絶賛の声を聞くにつれ、プレイ欲求は急速に高まっていった。

ただ、夫婦でプレイが基本の我が家では、このゲームをチョイスするに躊躇するポイントがあった。
まず、シューターである事。そして残虐趣味の表現。最後にネットプレイがメインというボリューム構成。
だが、ここ近年でいくつかシューターもプレイして楽しんでいるし、残虐グロも、実際はそれほど気にならない。諸々の事情からネット対戦は遊び辛いなという点はしかたないので、最悪オフラインモードであるソロプレイのシナリオを遊ぶだけでも良いか、と割り切って、購入に踏み切った。
Amazon専売なので値引きという概念から離れているはずなのに、在庫が予想以上にだぶついたか、何故か一時期値引き販売しており、そのタイミングで購入。以前から書いているように、本来、ゲームを購入するならできるだけDL版を選択するポリシーだが、このゲームの経緯を鑑みると、今後パッケージがプレミア化することは必至だろうとの判断で、あえてパッケージを購入した。

また、やっぱり、ニンジャガイデンが面白かったのに途中でプレイ中断せざるを得なくなって、ずっと忸怩たる思いを抱いていたのも大きかった。板垣アクションは妙に癖になるところがあるように思う。

さて、そうして購入したわけだが、同じシューターのバイオ5をプレイ中であったが、我慢できずにプレイ開始してしまった。
チュートリアルであるミッション1をクリアし、現在ミッション2の途中までプレイ中。
雑感だけ書いておこう。

一言で言うと、面白い。
アクションが楽しい。
シューターとしては、かなりエイムが難しい方だと思う。遠距離だとまず当たらない。が、このゲームの真骨頂は近接攻撃だ。オートで入るカバリングアクションで敵弾をかわしながら近づき、最後はダッシュで突入してとどめを刺す。この一連のアクションが実にキビキビと「ゲーム」しており、爽快感がある。
銃2丁と近接武器、グレネードと複数武器を使い分け、射撃の他、エイム、リロード、防御と複数の銃アクション、近接も、強弱攻撃の他、武器投げ、エイムアタック、フィニッシュブローと多彩で、さらにジャンプ、ダッシュ、スライディング、壁上り、カバーアクションまである実に複雑な構造だ。にもかかわらず、実に直感的に、スムーズに操作できるのは、驚異的ですらあると思う。
レベルデザイン的にも今のところはバライエティがあって過不足無い印象。ただし、ボス戦はチュートリアル面だったからか、ちょっとゲームゲームしすぎでしかも大味な印象。今後に期待だ。

metacritic.comなど海外での低評価の筆頭要因であるグラフィックスも、確かに、技術に詳しいプレイヤーなら、「最新技術を使ってない事は一目で分かる」だろう。しかし、だからどうだというのだろう。見苦しい画面という訳でもなく、プレイに支障が出るわけでもない。演出的にも情報的にも、プレイを助け盛り上げるだけの、全く不足のない絵が表示されている。むしろ、画面デザインなど、丁寧に作られた印象だ。

このレビュー問題については重要な問題を孕んでいるので、クリア後にでも、じっくりと考えたいと思う。

ということで、とりあえずクリアまで楽しんでこよう。


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