100円のコーラを1000円で売る方法3 イノベーションがわかる10の物語/永井孝尚 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

100円のコーラを1000円で売る方法3 イノベーションがわかる10の物語/永井孝尚

と言う事でシリーズ完結巻を読む。

手塩に掛けて新開発した「社長の会計」を引っ提げ、会計ソフト業界の風雲児たらんとする我らが宮前久美。しかしメンターであった元上司の与田は、電撃退職の後、事もあろうに競合のトップに転身。グローバルで展開するそのメーカーは、日本市場でも勝者となるのか?それとも…。

今回のテーマは、応用編と言う事で、破壊的イノベーション。企業の存続それ自体を問うキビシイ局面が続く。
近年の流行である、フリーミアムやソーシャルメディアなどIBM勤務の著者の本職(?)っぽい流れもしっかり汲んで飽きさせない展開は、単なる物語として読んでもそこそこ。面白く読んでいる内に為になるという良書だろう。

自ら破壊的イノベーションで市場を作り出し、そのまま次は海外に打って出よう、というところで綺麗に幕。
メンターの与田もアジアのトップに昇進しばったり空港で出会う。
次はより広い世界での競争が待っていることだろう。

永井孝尚
100円のコーラを1000円で売る方法3 イノベーションがわかる10の物語