真夏の方程式 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

真夏の方程式

昨年夏公開のガリレオ映画の第2弾。地上波で第1弾と合わせて2週連続放送していたので、録画しておいて先日観た。

絵は良かったな。丁寧に作ってある画面は見ていて胸がすく。
家族が互いを思い合うが為に闇にはまり込む、という悲しいストーリーも割と良かった。冷静に考えれば、それしか無かった事はなかろうにと、ちょっと酷い事しているな~と言う部分もあるが、熱演もあって観ている間はそう違和感は無い。でもやっぱり少年がかわいそうだ。

で、この映画も、前作の容疑者Xと全く同様の感想を抱くに至った。
すなわち、なんでガリレオなの?という事だ。

1本のミステリ映画としては、邦画として非常に良くできている方だろう。絵もお話も十分に楽しめるし、ミステリとしても、小粒でバレバレな点は、むしろお話を楽しめるように意図して構成されていたものだと思う。
だが、なんでそれを帝都大教授の偏屈物理学者、湯川学がわざわざ解かねばならんのだ、というしこりがどうしても残る。人情ものでトリックも平凡だ。その辺の警部さんが頑張って解決すればいい程度の話であって、ガリレオには全く持って役不足である。

一番良かったシーンは、ガリレオが少年とペットボトルロケットの実験を行うシーンである。ただ、ほとんどガリレオがちゃっちゃとやってしまっていたので、もっと少年に説明したり手伝わせたりするシーンがあるとなお良かったが。

しかし、ドラマでも映画でも、新作があれば是非みたい、とはもちろん思うので、期待して待とう。