先週読んだ漫画 14/06/29-07/05 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

先週読んだ漫画 14/06/29-07/05

●テニスの王子様 12巻/許斐剛

亜久津vsリョーマがメイン。強敵と戦う事で成長していくという少年マンガのセオリー通り。まあまあかな。次巻期待。


●カードキャプターさくら 6巻/CLAMP

カードを全て集め終えたさくら。カードの継承者として相応しいかを審判するために、ユエと戦うことを運命づけられていた。力を取り戻し元の姿へ戻るケロちゃん、そして雪兎はユエの仮の姿であった。観月の力を借りてパワーアップし試練に打ち勝つさくら。第一部完!という感じか。ますます脂ののった筆とキャラ造形が素晴らしい。今後の展開も気になるね。


●もやしもん 2巻/石川雅之

展開の幅に驚いた。ただの細菌蘊蓄マンガかと思っていたら、学生の文字通り発酵した酸っぱい青春や農大ライフの日常と異常など、素晴らしい筆致で実に満喫した。次巻も期待大。


●ソラニン 1巻/浅野いにお

職場に落ちてたので何となく読んでみた。10年ぐらい前の作品だが、ろくでもない現実社会で自分探しをする若者の話。若者のダメな部分の共感を狙って傷をなめ合うようなよくあるタイプの作品。他人も世界も、自己の他への関与を拒否するという、本当の意味での感受性が凍ってしまった彼らには、世界は腐っているようにしか見えないのだろう。彼らの持つ漠とした不安や目的の無い悩みを生み出しているのは、彼ら自身でしか無い。本当にココロがないのは、彼らの言う腐った世界の大人じゃ無く、彼ら自身なのだ。だから、そうした「特殊で異常な世界」を描いた、という事実以外には、とくに見るべきものはここにはない。この作品に強く共感できるとすれば、そうした特殊をカバーできる素晴らしく豊かな想像力を持っているか、それとも主人公達のように、本当に悲惨な不幸を背負っているかのどちらかだろう。やや透明感のある表情の描き方はちょっと好きかな。次巻はまあ機会があれば。