新ゲームデザイン TVゲーム制作のための発想法/田尻智 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

新ゲームデザイン TVゲーム制作のための発想法/田尻智

言わずと知れたゲームフリーク代表である著書によるゲーム論。
2002年と結構古い本。
アマゾンでプレ値が付いていたので図書館で借りて読んでみた。

まずびっくりしたのが、伝説のミニコミ誌ゲームフリークを創設し、ゲームライターとして数多くの実績を持つ著者のはずなのに、非常に癖があって読みづらい文章を書くという点だ。
まあ、味と言えないこともないが、ちょっとなじめなかった。

しかし、内容については、独特の視点を踏まえた多数の分析が素晴らしく、実に面白い。
前半の系統的・歴史的な分析もよいが、後半の、自作品の分析もなかなかレアなのでは。

密度が濃いので、手元に置いておいて、腑に落ちるまで繰り返し眺めるのに適していると思う。

個人的には、ゼビウスでの遠藤さんのレジスタの話が、とても印象に残ったかな。

田尻智
新ゲームデザイン TVゲーム制作のための発想法