モバゲー・GREEでソーシャルゲームを公開するために知っておきたいこと/アイテム | 読んだり観たり聴いたりしたもの

モバゲー・GREEでソーシャルゲームを公開するために知っておきたいこと/アイテム

モバゲー・グリー・ソーシャルのどれにも全く興味がないが、図書館で見かけたので読んでみた。

この本を手にする人は、ドジョウ探しの無茶振りで急遽担当にされた人とかが多かったんだろうな~。

内容としては、広く浅く全般的な話題と、当事者的な裏話がパラパラとあって、業界の雰囲気を掴むのには適していると思う。
後半はOpenSocialの解説とソースだが、中途半端な内容なので、思い切って類書に譲り、前半のような実務的な事例解説を増やす方が良かっただろう。

全般的に感じるのは、面白いゲームを作るんだ、というベクトルではなく、担当として責任を問われない程度の成果を上げるためにハズせないポイントは?というようなスタンス。

一言で言えば、マネタイズ。最近多い、この言葉嫌いだな。

嫌儲ではないし、金や儲けの事を言うのは下品、という批判じゃない。商売なんだから儲けて当然。
むしろ、一生懸命作った面白いゲームなんだから毎月300円払え、と堂々と言えばいい。
それを、基本無料ですよなんてスリ寄って、セコい課金で小銭を掠め取るような、コスい考え方が性に合わないという事だ。

そしてさらには、事業と営利、目的と手段、それを取り違えているとしか思えない点。
これは倫理的な批判ではなくて、そのような体質が業界に染みついた弊害として、良質なコンテンツが生まれにくくなる事を心配しているのだ。同じく目的と手段を取り違えたテレビ業界をみればこの道の末路は明らかだろう。

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モバゲー・GREEでソーシャルゲームを公開するために知っておきたいこと