PS/ファイナルファンタジーIX/スクウェア
先日ようやくクリア。60時間ぐらいと、やり込みは殆どせず。
大変素晴らしいゲームだった。FFの中では、個人的には1,2を争う出来だと思う。
何が良かったかと言って、やはりゲームならではの演出が素晴らしい。
特にエーコと出会うマダイン・サリでのエピソードなどは秀逸では。
とにかく畳み掛けるように挿入されるエピソードが丁寧に作られており、それらが織りなす物語の奥行き感、今、この場所にあるストーリーという感覚は、とても書籍や映画の及ぶところではない。しかも数十時間1度のプレイでは、多分8割程度しか見てないのではないだろうか。
FF12の真の主人公がバルフレアだったように、FF9の真の主人公はビビだろう。
FF9のテーマである「生きる、とは何か?」について、作られた生命であり、僅か1年そこそこで寿命を迎える運命を背負った黒魔導師の少年が教えてくれる。いや、一緒にそれを知るために旅をする、と言ったほうが良いだろうか。君が教えてくれたとビビは言うが、本当はそうじゃない。
自分がどこから来て、どこへ行くのか。今、自分の成すべき事は何か。生きる事。誰と一緒に?
スタンダードなATBバトルも安心して楽しめた。演出が省略された召還獣もサクサクで使いやすい。多分、FF8の連打召還が不評なのを受けての調整だろう。英断である。単純な物理を弱めにし、属性や魔法攻撃を強化して、バトルに彩りを持たせている。クイナの「まずいアルよ!」だけはちょっとなあ。折角苦労したのに、文句言うなよ、と。
坂口さんお得意のガイア理論がベース。ただ調整はマイルドなので、それほどは違和感ないだろう。
音楽もかなりよかったと思う。どこか寂寥感漂う管楽器系の音を多用した楽曲と、プレリュードなど、定番をアレンジして上手く配した終盤など、とくに魅了される曲が多かった。ぜひサントラは入手したい。
総評としては、最後のオーソドックスRPG、という印象である。奇を衒わない演出、分かり易く受け入れやすいキャラクター造形(これも多分FF8の反省だろう)、鉄分の少ない世界観、安定のコマンドATB。FFの一つの到達点がここだろう。
最後、死地に向かうジタンとガーネット(あえてこう書く)の会話のシーンがとても印象的だった。
数年後、またふとプレイしても良いかも知れない。
ファイナルファンタジーIXの過去エントリ
スクウェア
ファイナルファンタジーIX
大変素晴らしいゲームだった。FFの中では、個人的には1,2を争う出来だと思う。
何が良かったかと言って、やはりゲームならではの演出が素晴らしい。
特にエーコと出会うマダイン・サリでのエピソードなどは秀逸では。
とにかく畳み掛けるように挿入されるエピソードが丁寧に作られており、それらが織りなす物語の奥行き感、今、この場所にあるストーリーという感覚は、とても書籍や映画の及ぶところではない。しかも数十時間1度のプレイでは、多分8割程度しか見てないのではないだろうか。
FF12の真の主人公がバルフレアだったように、FF9の真の主人公はビビだろう。
FF9のテーマである「生きる、とは何か?」について、作られた生命であり、僅か1年そこそこで寿命を迎える運命を背負った黒魔導師の少年が教えてくれる。いや、一緒にそれを知るために旅をする、と言ったほうが良いだろうか。君が教えてくれたとビビは言うが、本当はそうじゃない。
自分がどこから来て、どこへ行くのか。今、自分の成すべき事は何か。生きる事。誰と一緒に?
スタンダードなATBバトルも安心して楽しめた。演出が省略された召還獣もサクサクで使いやすい。多分、FF8の連打召還が不評なのを受けての調整だろう。英断である。単純な物理を弱めにし、属性や魔法攻撃を強化して、バトルに彩りを持たせている。クイナの「まずいアルよ!」だけはちょっとなあ。折角苦労したのに、文句言うなよ、と。
坂口さんお得意のガイア理論がベース。ただ調整はマイルドなので、それほどは違和感ないだろう。
音楽もかなりよかったと思う。どこか寂寥感漂う管楽器系の音を多用した楽曲と、プレリュードなど、定番をアレンジして上手く配した終盤など、とくに魅了される曲が多かった。ぜひサントラは入手したい。
総評としては、最後のオーソドックスRPG、という印象である。奇を衒わない演出、分かり易く受け入れやすいキャラクター造形(これも多分FF8の反省だろう)、鉄分の少ない世界観、安定のコマンドATB。FFの一つの到達点がここだろう。
最後、死地に向かうジタンとガーネット(あえてこう書く)の会話のシーンがとても印象的だった。
数年後、またふとプレイしても良いかも知れない。
ファイナルファンタジーIXの過去エントリ