赤とうがらし物語/槇村さとる
妻が借りた漫画。
東京の下町、頑固親父が営むカレー屋「赤とうがらし」を舞台にヒロインの成長と恋愛を描いた作品。男手一つで育った主人公、森田勇は浪人生。受験勉強と、出て行ってしまった母親に代わってカレー屋を切り盛りする生活の両立に追われる日々。もうすぐ年の瀬という頃、幼なじみだったけど中学に上がる時に引っ越してしまって以来の中山憲太郎が訪ねてくる。広島で大学を出て、東京に職を得た彼は下宿先を見つけようと懐かしい古巣を訪ねていたのだ。折しも親父が骨折で入院。家族からも逗留を勧められ、急遽店を手伝ってくれる事になった憲太郎に、勇は懐かしい気持ちを感じ、だんだんと惹かれてゆく。受験とカレー屋、そして恋。仕込みの鍋のようにグルグルと回り続ける勇の悩みは、溶け合い響き合っていつか豊かな味を引き出すのだろうか…、という様な感じ。
物語の中心に料理がある点はおいしい関係に繋がるような気もするが、漫画としては極平凡的な印象。
ただ、何となくカレーが食べたくなる。作中に出てくるような、毎日食べられるような、優しいカレーは良いね。


槇村さとる 赤とうがらし
東京の下町、頑固親父が営むカレー屋「赤とうがらし」を舞台にヒロインの成長と恋愛を描いた作品。男手一つで育った主人公、森田勇は浪人生。受験勉強と、出て行ってしまった母親に代わってカレー屋を切り盛りする生活の両立に追われる日々。もうすぐ年の瀬という頃、幼なじみだったけど中学に上がる時に引っ越してしまって以来の中山憲太郎が訪ねてくる。広島で大学を出て、東京に職を得た彼は下宿先を見つけようと懐かしい古巣を訪ねていたのだ。折しも親父が骨折で入院。家族からも逗留を勧められ、急遽店を手伝ってくれる事になった憲太郎に、勇は懐かしい気持ちを感じ、だんだんと惹かれてゆく。受験とカレー屋、そして恋。仕込みの鍋のようにグルグルと回り続ける勇の悩みは、溶け合い響き合っていつか豊かな味を引き出すのだろうか…、という様な感じ。
物語の中心に料理がある点はおいしい関係に繋がるような気もするが、漫画としては極平凡的な印象。
ただ、何となくカレーが食べたくなる。作中に出てくるような、毎日食べられるような、優しいカレーは良いね。