スリープトラッカー プロエリート | 読んだり観たり聴いたりしたもの

スリープトラッカー プロエリート

さて、すっかり4時間半熟睡法 が馴染んで、もはや体質といって良いほどに習慣化してきた昨今、スリープトラッカー の発売元、ウェザリージャパンからメールが届いた。

なんでも、スリープトラッカーのデータ分析ソフトがアップグレードしたとの旨。
まさか前のエントリで酷評したことが影響した訳ではないだろうが、それではと、ダウンロードとインストールをしてみた。

何という事だろう。

なんだこれ、というレベルなのである。

正直、メーカーは、このソフトでユーザーに一体何をして欲しいと思っているのか、さっぱり分からなくなった。

誤解の無いように言っておくが、「ソフトの出来映え」は、そこそこ良いものだ。高校生レベルだった前のバージョンとは異なり、これは商用製品として金を取れるレベルである。STとの連携はJavaで動作環境が広く、クラウドを意識したwebベースの作りとなっている。インターフェイスなどデザインは無駄に力を入れたものだ。起動や保存など動作がかなり軽快になったのも素晴らしい(と言うか当たり前の事である)。
グラフやチャートで表示される睡眠分析結果に、初見の人は感嘆を漏らすだろう。

しかし、それがなんだというのか。昨日の睡眠の質がグラフで一目瞭然だからどうだというのだ。世界の人々と睡眠スコアを比較できたからと言って何だというのだ。

昨日の睡眠の質が良かったか悪かったかなど、グラフにしてもらわなくても、昼の2時頃、あるいは夜も更けてから、もしくは起き抜けの気分一発で、誰でも手に取るように実感できる事だ。そんなところに力を入れても意味がないのである。

そんな事よりもユーザーが本当に知りたいのは、よりよい睡眠を得られる「生活習慣」である。
一昨日は睡眠の質が良く、昨日はダメだった。何が違ったのか。何が原因か。
それを探るためのソフトではないのか?

当然、新ソフトにも生活習慣の記録やメモ機能はある。しかしまるでおまけみたいな扱いになり、しかもクリックして別ウインドウを開かなければ表示されず、もちろん一覧表示機能など無い。

facebookなどソーシャル系との連動もばっちりで、非常に格好良く作ってある。
しかし見栄えばっかりで、中身のソフトとしての本質はスカスカである。

開いた口がふさがらないとはこの事だ。これなら、まだ前のバージョンの方がましである。
前のバージョンならまだ、ローカルに保存したデータをCSVで入出力できた分、力業でどうとでもできる余地があったろう。

ということで、やっぱりちゃんとした物が欲しければ、暇を見て自分で作るしかないようだ。