スラムダンク 24巻/井上雄彦
さて、全国大会初戦、大阪は豊玉との激闘も後半戦へ。
安西先生が授ける後半戦の作戦に耳をすます。
「ボールを奪う 走る リングに入れる」…ですと?
つまり、真っ向勝負、豊玉の得意のランニングゲームを受けて立つと言うのだ。相手の土俵で相手をねじ伏せる事ができないようでは、次の山王戦で勝つ事など覚束ない、というのがその心らしい。そりゃ、そうかも知れませんがね、優勝かゼロかじゃなくて、普通は一つでも勝とうとするモノじゃ無いですかね、と読んでいて心配になる。逆に言えば、湘北にはそれだけのポテンシャルがあるという安西先生の自負なのかも知れない。
得意のラン&ガンで、豊玉は水を得た魚のように跳ね、得点差は一気に10点まで広がる。ただ、花道のアリウープおとぼけは流石にどうかなと思うが。
しかし、湘北も食らいつく。チームを引っ張るのはやはり流川だ。目が見えなくても、体が覚えている。速攻のシュートを決め、チームのムードを乗せてゆく。
「何百万本も うってきた シュートだ」流川のつぶやきに反応する花道。対抗心に火のついた花道は、ついに公式戦で合宿シュートを決める。
この1年コンビの活躍で湘北は完全に勢いづいた。ゴリもリョータも周りが見え始め、ミッチーは3Pを決め出す。ついには残り5分で試合を振り出しに戻した。
一方で、苦戦の豊玉。エースキラーの南は、負傷にもかかわらず一歩も引かない流川に完全に呑まれてしまった。ワルに見えても高校生らしいこうした真っ直ぐな描写は好印象だ。
南の不振に苛立つチームメイト、そしてチームの不振に業を煮やした監督と、チームは崩壊寸前。
完全に湘北ペースで突き放されつつある焦りから、南は再度流川にラフプレイを仕掛け、そして自傷した。
それは、自らの迷いに追いつめられた捨て鉢の行為であると同時に、流川の勇気を確認し、また、ある種のケジメ、そして贖罪のための飛翔でもあった。
南の負傷を見てくれたのは、夢にまで追った前監督の北野さんだった。「バスケットは好きか…?」北野前監督の言葉を思い出した豊玉選手は、ゲームに集中し始め、南を筆頭に湘北を猛追する。
しかし、残念ながら、そこまでだった。こうして湘北は初戦突破を成し遂げた。
さて次は高校王者の山王戦なのだが、最強チームには隙をついて食らいつくしないだろうな、と思っていると…。
なんと!山王には隙がなかった。王者の癖に、驕らず湘北を徹底研究し、OB扮する仮想湘北相手にみっちり特訓を行う始末。
元々の実力差に加え、これでは流石に湘北に勝ちの目は無いのでは…。と読者は不安になってますが、安西先生!本当にいけるんですか?!
次巻刮目して待て。
スラムダンクの過去エントリはこちら

井上雄彦
スラムダンク 24巻
安西先生が授ける後半戦の作戦に耳をすます。
「ボールを奪う 走る リングに入れる」…ですと?
つまり、真っ向勝負、豊玉の得意のランニングゲームを受けて立つと言うのだ。相手の土俵で相手をねじ伏せる事ができないようでは、次の山王戦で勝つ事など覚束ない、というのがその心らしい。そりゃ、そうかも知れませんがね、優勝かゼロかじゃなくて、普通は一つでも勝とうとするモノじゃ無いですかね、と読んでいて心配になる。逆に言えば、湘北にはそれだけのポテンシャルがあるという安西先生の自負なのかも知れない。
得意のラン&ガンで、豊玉は水を得た魚のように跳ね、得点差は一気に10点まで広がる。ただ、花道のアリウープおとぼけは流石にどうかなと思うが。
しかし、湘北も食らいつく。チームを引っ張るのはやはり流川だ。目が見えなくても、体が覚えている。速攻のシュートを決め、チームのムードを乗せてゆく。
「何百万本も うってきた シュートだ」流川のつぶやきに反応する花道。対抗心に火のついた花道は、ついに公式戦で合宿シュートを決める。
この1年コンビの活躍で湘北は完全に勢いづいた。ゴリもリョータも周りが見え始め、ミッチーは3Pを決め出す。ついには残り5分で試合を振り出しに戻した。
一方で、苦戦の豊玉。エースキラーの南は、負傷にもかかわらず一歩も引かない流川に完全に呑まれてしまった。ワルに見えても高校生らしいこうした真っ直ぐな描写は好印象だ。
南の不振に苛立つチームメイト、そしてチームの不振に業を煮やした監督と、チームは崩壊寸前。
完全に湘北ペースで突き放されつつある焦りから、南は再度流川にラフプレイを仕掛け、そして自傷した。
それは、自らの迷いに追いつめられた捨て鉢の行為であると同時に、流川の勇気を確認し、また、ある種のケジメ、そして贖罪のための飛翔でもあった。
南の負傷を見てくれたのは、夢にまで追った前監督の北野さんだった。「バスケットは好きか…?」北野前監督の言葉を思い出した豊玉選手は、ゲームに集中し始め、南を筆頭に湘北を猛追する。
しかし、残念ながら、そこまでだった。こうして湘北は初戦突破を成し遂げた。
さて次は高校王者の山王戦なのだが、最強チームには隙をついて食らいつくしないだろうな、と思っていると…。
なんと!山王には隙がなかった。王者の癖に、驕らず湘北を徹底研究し、OB扮する仮想湘北相手にみっちり特訓を行う始末。
元々の実力差に加え、これでは流石に湘北に勝ちの目は無いのでは…。と読者は不安になってますが、安西先生!本当にいけるんですか?!
次巻刮目して待て。
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