絶対平和大作戦 2巻/小椋アカネ | 読んだり観たり聴いたりしたもの

絶対平和大作戦 2巻/小椋アカネ

停戦のための偽装婚約をしたメテオラの王子ヨハネとカナンの王女ユーダ。
ツンデレ大作戦も第二巻に。

ヨハネ様など本当は嫌い!、と思っていたユーダが、そのドキドキは「好き」の裏返しと意識し始め、ゆっくりと自分の気持ちを見つめてゆく。
交換日記や切り抜きのほのぼのエピソードが微笑ましい。
停戦した二国の政情や、婚約、そしてヨハネ王子の存在そのものを疎む輩の暗躍など、背景もこつこつ丁寧に描いており、ストーリーの厚みが増してきた印象。相変わらず王族の匂いというか雰囲気は皆無だが、まあ、その辺は諦めよう。
血を流す事、平和を語る事、人を赦す事、人を愛する事。そうしたテーマの表現にどこまで迫れるか、次巻以降(といっても全4巻なのであと2巻しかないが)楽しみである。

絶対平和大作戦の過去エントリ

小椋アカネ
絶対平和大作戦 2巻