スラムダンク 14巻/井上雄彦 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

スラムダンク 14巻/井上雄彦

海南との決勝リーグ、後半戦もいよいよ佳境へ。
復帰したゴリは、ケガの足を抱えながらも執念のプレイ。

しかし、海南の牧は何人で掛かろうと届かない頂上の見えない遙かな峰であった。
そして外からはシューター神がすかさず3ポイントを浴びせる。
海南の強さが嫌と言うほど身に浸みる湘北。

海南監督の言葉が良い。
「海南は よそのどのチーム よりも 練習している!!」「そして その中でも スタメンを勝ちとった 連中は それこそ 血のにじむような 努力を重ねてきたんだ!!」「海南に天才はいない だが海南が最強だ!!」
才能も大事だが、努力による成果を重視した作風は大変好感が持てる。

そして後半残り10分。いよいよ安西先生の作戦が始動。
牧を4人がかりで抑え、異常なスタミナを持つ花道が神をマークするという驚異の戦法だ。
これが奏効し、海南の独走を辛うじて止める。
点差は留まったまま、一進一退の総力戦に。
試合は残り2分。両者一歩も譲らない真っ正面からの激突に呑まれ、館内の観客は声を上げる事も忘れていた。

この巻も大変面白かった。花道がフリースローを工夫する所も良かった。

もう次巻、どっちが勝ってもおかしくない。どうなる事か見逃せない。


井上雄彦
スラムダンク 14巻