PS3/ブロックス/ゲームロフト | 読んだり観たり聴いたりしたもの

PS3/ブロックス/ゲームロフト

ブロックスとは、4人対戦のボードゲームである。
各プレイヤーはそれぞれのカラーのブロックを21個ずつ持つ。ブロックは正方形が1~5マス繋がった形状であり、これを20×20マスのボードに順に1個ずつ当てはめるように置いてゆく。
ブロックの置き方にはルールがあって、まず他のブロックと重ねておく事はできない。また、各プレイヤーは四隅の指定の角に接するようにブロックをおいてスタートする必要がある。そして、すでに置いてある自分のブロックと、必ず角で接して、そしてブロックの辺では接しないように置かなければならない。誰も置けなくなるまで順に進め、置けたブロックのマス目の合計数が多いプレイヤーが勝ちである。
実物を一目見れば誰でもすぐに理解する事ができる簡単なルールである。しかしなかなか奥が深い。

名前と内容は以前から知っていたが、プレイした事はなかった。今度正月に妻の実家に帰省する際に義弟と対戦する事になったため、予習しようということで、DLしたのである。

できるだけ自分のブロックを多く置けるように、そして他のプレイヤーを妨害するように置いていくのが基本である。しかし、ブロックは必ず角で接しているため、囲碁で言うところの切り合いの形となって、他のプレイヤーはこっちの防衛戦を易々突破してくる。もちろんこっちもそう言う局面を虎視眈々と狙う訳だ。
手持ちのブロックが、そうした敵陣突破の形状にぴたりとはまった時の爽快感がよい。

こんな単純なボードゲームのビデオゲーム化である。ゲームソフトとしての作りは可も不可もなくと言いたいところだが、残念な点が多々ある。
まず、起動してからプレイできるようになるまで、延々待たせる。
これはPS3の洋もの系ダウンロードソフトに多く見られる悪い点だが、注意画面が延々と出て、ゲーム会社のロゴが出て、ようやくおもむろにロードが入って、タイトルが出る、というような作りなのである。もちろんスキップできない。テンションが低い時だと、途中でもうプレイを止めようかと思うほど長く感じる。

そして、このソフトではネット対戦ができるのだが、1台のPS3から1人しか参加できないのである。
なんでこういうアホな仕様のソフトばかりなんだろう。ゲームを作っているのは能無しばかりなのだろうか?
テレビの前に複数いたら、みんなでやりたいと思うに決まっているではないか。
レーティングや戦績の残るネット公式戦なら、インチキ防止のために複数は参加できないという仕様でも理解できる。
しかし、フレンドとのフリー対戦まで不可とはどういう了見なんだろう。
はっきり言って手抜き以外の何物でもない。
もちろん、こういうネット対戦の仕様の細かい部分は購入前に調べても分からないのが普通という異常な事になっているので、やむなく思い切って購入したのであるが、もしできないと分かっていれば買わなかったかも知れない。

ネット対戦物は、こういう地雷ばっかりである。