チェディルアン 北堀江/タイ料理 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

チェディルアン 北堀江/タイ料理

キリスト教はもちろん、宗教は一切信仰していないので、当然の事ながら我が家にはクリスマスを祝う風習はない。

しかし、世間の浮かれたお祭り騒ぎの喧噪をただ黙って見ているだけ、というのも癪である。
よって我が家では以前よりこの日を「鶏デー」または「ケーキデー」と称して、個人的な飲食イベントとして楽しんできた。これまでケーキを焼くことも多かったが、今年は外出の用事があったのでついでに外食、ということで出かけたのがこの店である。

お店も初めてなら本格的なタイ料理も初めてだったが、大変満足したので、是非また行きたいと思う。

人気の店らしく、20テーブル弱の比較的広めの店内がずっと満席だった。ランチはビュッフェのみで、本日はホリデービュッフェということで平日より品数UPであるが、90分1500円という破格。
料理はもちろん、店内の雰囲気もよく、サービスも十分で人気なのも当然という感じ。その代わり、完全セルフである。

これまでに食べたことがあるタイ料理といえば、昔、義妹がお土産でくれたかの地の日清カップヌードル トムヤンクン味か、どこかの店で食べたパイナップル入のタイ米チャーハン、ぐらいのものである。酸っぱくて辛いスープ、甘くて辛いご飯、という印象。だから、この店のタイ料理がどれほど本式のものか、判断する知識は正直ない。
が、単に料理として美味しかった、ということはもちろん分かる。甘くて酸っぱくて辛い独特の味覚の系列や、香辛料、ナッツ、フルーツを多用した料理の数々は、非常に変わった味であり、そして同時にとても美味しかった。

まず、タイカレーのグリーンカレーが美味しかった。程よい辛さでチキンも入っていた。タイ米のライスによく合う。
ライスは別に炊き込みご飯とおかゆもあり、パラッとした炊き込みご飯がよかった。
麺類も、米麺の焼きそばの焼き加減がよかったし、ヌードルも出汁がきいていて美味しい。
黒胡椒炒めには、衣を付けて揚げた小さな蟹が丸ごと入っていたが、殻が全然固くなくびっくりした。

辛さを心配する人もいるだろうが、一部の料理を除いて、それほど辛すぎるということはない。辛い料理が得意でない妻も、自分で唐辛子を掛けすぎた米麺以外は普通に舌鼓を打っていた。カレーも、普通の辛口カレーのもう一段上ぐらいの程度で、辛い物好きなら物足りないかも。ただ、蒸し鶏の赤いチリソースはそのもう一段上ぐらいで結構辛かった。そして一品だけすごいのがあって、春雨サラダっぽい前菜が、何気なく食べたら凄まじく辛かった。もしかすると自分が取り分けた部分だけ何故か異様に香辛料が集中していたのかも知れないと思ったほどだ。グリコのLEEというレトルトカレーのラインナップには「30倍」という物があって、これが相当辛いのだが、多分その3倍は辛かったと思う。辛いというよりもむしろ苦い、そして痛いという感じで、涙が出て胃がぐっと熱くなるが背中は冷えてむしろ冷や汗をかく、という程である。
まあ、いずれにせよ初めての料理は少しずつ食べた方が安全だろう。

デザートも、手の掛かってそうなプリンやココナツミルクのぜんざい(?)など3種類あり、しっかりした味で美味しかった。また、ホリデーと言うことで、チョコフォンデュがあり、タイとは関係ないと思うが、これが結構よかった。妻も気に入っていた様子。

もっともっと食べたかったが、胃の容量を超えてしまったので、やむなく帰ってきた。
絶対にまた行きたいと思う。普通のランチバイキングと比べても結構安い方であるし、なによりエスニックな雰囲気と料理はちょっと癖になる感じで、今も、もうすこし食べたかったなー、と考えている程である。
アンケートで応募したランチ半年パスかクーポンが当たる事を祈るばかりだ。

チェディルアン 北堀江