CASIO/電子キーボード 32ミニ鍵盤 ミニキーボード SA-46
先日は妻の誕生日だったのでプレゼントしたのである。
凄く喜んでくれたので、これにして良かったな、と嬉しかった。
妻は元々、エレクトーンの先生をしていたぐらいで、鍵盤は上手だし、弾くのも好きみたいである。自宅には今も、1代前のエレクトーンと大きなキーボードも置いてある。
しかし、数年前に私の入院を機にエレクトーン教室を閉めたのだ。自宅には音楽室があって、そこにエレクトーンを置き、教室にしていた訳だが、その後、私の方の仕事を手伝ってもらうようになり、その関係の荷物がどんどんと侵食して、音楽室は身動きの取れない倉庫と化したのだった。
実際問題、音楽室でエレクトーンを弾けないことはないし、私も時々は練習をしたりしている。しかし荷物の量によっては全く入室すら適わない状況も多々ある。例えばここ1,2ヶ月がそうだった。
そんな面倒くさい状態であるので、妻は音楽からは身を引いたかのようなそぶりで、エレクトーンにはほとんど触れもせず、趣味と言えばガーデニングやゲームなどにシフトしたように思われた。
でも、やはりそうじゃなかった。
実はひと月ほど前になるが、妻は職場でおもちゃを拾った。ボタン電池で動く、ドラえもんのキャラをあしらった、ミニキーボードがついた筆箱である。単音の電子音のみ、16鍵1オクターブ少々の本当におもちゃのキーボードである。ちょっと複雑な曲になると、上も下もキーが足りず弾けないほどだ。
だが、妻はこれを嬉々として弾いているのである。ブランクが長いはずなのに、そうは見えない運指で、色々リクエストすると、すらすらと弾いてくれた。正直結構驚いた。そして思った。楽器を弾いて音を出す、メロディーを奏でる、そうしたプリミティブな快感への欲求はずっとあったのだ、と。
ただ、私も妻も人一倍面倒くさがりである。
いくら曲が弾きたいからと言って、みんなのいるリビングを出て、一人で音楽室へ行き、荷物をかき分けてスペースを作り、空調を入れ、電源を入れ、譜面を広げ、わざわざそこまでして演奏する、というほどの欲求ではないのだ。
面倒くさくなければやりたいが、面倒なら、別にもういい。そう言う気持ちは非常によく分かる。
音楽を聴くのも同様である。我が家にはオーディオがない。CDは主にPCで聴くのである。だから非常に面倒で、妻はたくさん持ってはいるものの、ほとんどCDを聴かず、音楽と言えばラジオがほとんどだった。しかし先日ラジオをCDラジカセにアップグレードした。するとCDを聴くのが少々ではあるが手間無しになった為、妻はいそいそとCDを掛けるようになった。職場でも落ちているCDからめぼしそうな物を拾ってくるようになった。やはり、手間が減るなら、面倒がなければ楽しみたい、という欲求はあったのだ。
そこへ、ドラえもんキーボードである。リビングのテーブルにポンと置いてあったので弾きたいと思えば1秒ですぐ弾ける。ラジオを聞いていて、あ、この曲と思えば、さっと弾く。ゲームをしていて、このメロディーと思えば、さっと弾く。
これだ、と思った。
お手軽なドラえもんキーボードの利点はそのままに、もう少しだけましなものをプレゼントしようと思いついた。
ドラえもんは鍵盤数が足りなさすぎるし、和音も無理、音色も単なる正弦波と、流石におもちゃすぎるから。
おもちゃじゃないキーボードで一番小さくて評判がよいものを、と探したら、これだったのである。
幸い良い製品で、贈ったその日から、予想を超えた使用時間を遊んでくれているようだ。
良かった点は次の通り。
・小さい事。しかし、それでも最初は意外と大きく感じた。とくに奥行きがある。だが、長さ約45cmと、ソファーの端にポンと置いておけるサイズなのでなんとかクリアしたようだ。
・電池で動く事。持ち歩きたい時、さっと弾きたい時、ACは論外である。単三6本で結構長く稼働しそうだ。しかもオートパワーオフ。
・100音色。やはり楽しい。しかも値段とサイズの割に、結構良い音がすると思う。
・それほど弾きにくくない鍵盤。もちろん鍵盤は小さめだが、妻は手が小さいのでちょうど良いと思う。
・説明書が要らないほどの簡単操作。
・それほど安っぽくないデザイン。
・(ぼそっと)安い定価。実売価格に至っては驚きである。
悪かった点。
・32鍵はやはり少ない。弾けない曲もでてくる。曲によっては両手で弾けないこともない、というレベル。しかしサイズとトレードオフなので仕方ない。70鍵のキーボードならもともと自宅にあるのだ。ポンと置いておいてさっと使えなければ何の意味もなくなる。実は、この製品のワンランク上の44鍵タイプもあるので購入時には悩んだが、小さい方にして良かったと思う。
気楽にちょこちょこと遊んでくれたら嬉しい。ただ、多分もうこの数日で値段分は遊び尽くしたのは間違いないと思うが。
CASIO
電子キーボード 32ミニ鍵盤 ミニキーボード SA-46
凄く喜んでくれたので、これにして良かったな、と嬉しかった。
妻は元々、エレクトーンの先生をしていたぐらいで、鍵盤は上手だし、弾くのも好きみたいである。自宅には今も、1代前のエレクトーンと大きなキーボードも置いてある。
しかし、数年前に私の入院を機にエレクトーン教室を閉めたのだ。自宅には音楽室があって、そこにエレクトーンを置き、教室にしていた訳だが、その後、私の方の仕事を手伝ってもらうようになり、その関係の荷物がどんどんと侵食して、音楽室は身動きの取れない倉庫と化したのだった。
実際問題、音楽室でエレクトーンを弾けないことはないし、私も時々は練習をしたりしている。しかし荷物の量によっては全く入室すら適わない状況も多々ある。例えばここ1,2ヶ月がそうだった。
そんな面倒くさい状態であるので、妻は音楽からは身を引いたかのようなそぶりで、エレクトーンにはほとんど触れもせず、趣味と言えばガーデニングやゲームなどにシフトしたように思われた。
でも、やはりそうじゃなかった。
実はひと月ほど前になるが、妻は職場でおもちゃを拾った。ボタン電池で動く、ドラえもんのキャラをあしらった、ミニキーボードがついた筆箱である。単音の電子音のみ、16鍵1オクターブ少々の本当におもちゃのキーボードである。ちょっと複雑な曲になると、上も下もキーが足りず弾けないほどだ。
だが、妻はこれを嬉々として弾いているのである。ブランクが長いはずなのに、そうは見えない運指で、色々リクエストすると、すらすらと弾いてくれた。正直結構驚いた。そして思った。楽器を弾いて音を出す、メロディーを奏でる、そうしたプリミティブな快感への欲求はずっとあったのだ、と。
ただ、私も妻も人一倍面倒くさがりである。
いくら曲が弾きたいからと言って、みんなのいるリビングを出て、一人で音楽室へ行き、荷物をかき分けてスペースを作り、空調を入れ、電源を入れ、譜面を広げ、わざわざそこまでして演奏する、というほどの欲求ではないのだ。
面倒くさくなければやりたいが、面倒なら、別にもういい。そう言う気持ちは非常によく分かる。
音楽を聴くのも同様である。我が家にはオーディオがない。CDは主にPCで聴くのである。だから非常に面倒で、妻はたくさん持ってはいるものの、ほとんどCDを聴かず、音楽と言えばラジオがほとんどだった。しかし先日ラジオをCDラジカセにアップグレードした。するとCDを聴くのが少々ではあるが手間無しになった為、妻はいそいそとCDを掛けるようになった。職場でも落ちているCDからめぼしそうな物を拾ってくるようになった。やはり、手間が減るなら、面倒がなければ楽しみたい、という欲求はあったのだ。
そこへ、ドラえもんキーボードである。リビングのテーブルにポンと置いてあったので弾きたいと思えば1秒ですぐ弾ける。ラジオを聞いていて、あ、この曲と思えば、さっと弾く。ゲームをしていて、このメロディーと思えば、さっと弾く。
これだ、と思った。
お手軽なドラえもんキーボードの利点はそのままに、もう少しだけましなものをプレゼントしようと思いついた。
ドラえもんは鍵盤数が足りなさすぎるし、和音も無理、音色も単なる正弦波と、流石におもちゃすぎるから。
おもちゃじゃないキーボードで一番小さくて評判がよいものを、と探したら、これだったのである。
幸い良い製品で、贈ったその日から、予想を超えた使用時間を遊んでくれているようだ。
良かった点は次の通り。
・小さい事。しかし、それでも最初は意外と大きく感じた。とくに奥行きがある。だが、長さ約45cmと、ソファーの端にポンと置いておけるサイズなのでなんとかクリアしたようだ。
・電池で動く事。持ち歩きたい時、さっと弾きたい時、ACは論外である。単三6本で結構長く稼働しそうだ。しかもオートパワーオフ。
・100音色。やはり楽しい。しかも値段とサイズの割に、結構良い音がすると思う。
・それほど弾きにくくない鍵盤。もちろん鍵盤は小さめだが、妻は手が小さいのでちょうど良いと思う。
・説明書が要らないほどの簡単操作。
・それほど安っぽくないデザイン。
・(ぼそっと)安い定価。実売価格に至っては驚きである。
悪かった点。
・32鍵はやはり少ない。弾けない曲もでてくる。曲によっては両手で弾けないこともない、というレベル。しかしサイズとトレードオフなので仕方ない。70鍵のキーボードならもともと自宅にあるのだ。ポンと置いておいてさっと使えなければ何の意味もなくなる。実は、この製品のワンランク上の44鍵タイプもあるので購入時には悩んだが、小さい方にして良かったと思う。
気楽にちょこちょこと遊んでくれたら嬉しい。ただ、多分もうこの数日で値段分は遊び尽くしたのは間違いないと思うが。