愛がなくても喰ってゆけます。/よしながふみ
職場に落ちていたので、あ、西洋骨董洋菓子店の人だ、と拾ってきて読んだ。
内容は、エッセイ風グルメ読み切り漫画×15本。作者行きつけの実在の店が登場し、各話最終ページにマップや予算が載って、ガイド風。作者の身辺雑記のようなショートエッセイ漫画が絡んで、その店で食事するシーンが入る、とそんな感じ。
この作者が相当食い意地が張っていて蘊蓄もあるというのは、西洋骨董洋菓子店を読んでいたので、さもありなんという事であった。
どの話も、作者と思われるYなが+αのメンツが、うまいうまいと蘊蓄を語りながら食餌を貪るシーンがメインである。
ただ、美食家ではないし何でも旨いと思う程度の味覚の持ち主である私は、それほどは興味が引かれない。旨そうだなーとは思うし、食べてみたいとも思うが、割とあっさりした印象である。それほど引き込む表現ではないだろう。特に、西洋と同じで、絵面はそれほど旨そうではないし、結局登場人物達がうまい旨い言っているだけなので、続けて何話も読むと食傷してくる。
ただ、内容のない読み切りに見せて、微妙にストーリーが流れており、作者らしきYながを始め、S原、M脇などアシスタント達や友人関係などを模した、多分創作の「エッセイ風ストーリー」は、なかなか滋味があって良かった。
愛がなくてもなどと強がっているが、その実、一度として独りで食事に行くことはない。旨い食事も気の置けない人と食べてこそ、蘊蓄も聞いてくれてこそだ。
多分だが、よしながふみはしっかりパンチの利いた濃い味が好きなのだろうという印象。その点好みは若干合いそうにない。
よしながふみ
愛がなくても喰ってゆけます。
内容は、エッセイ風グルメ読み切り漫画×15本。作者行きつけの実在の店が登場し、各話最終ページにマップや予算が載って、ガイド風。作者の身辺雑記のようなショートエッセイ漫画が絡んで、その店で食事するシーンが入る、とそんな感じ。
この作者が相当食い意地が張っていて蘊蓄もあるというのは、西洋骨董洋菓子店を読んでいたので、さもありなんという事であった。
どの話も、作者と思われるYなが+αのメンツが、うまいうまいと蘊蓄を語りながら食餌を貪るシーンがメインである。
ただ、美食家ではないし何でも旨いと思う程度の味覚の持ち主である私は、それほどは興味が引かれない。旨そうだなーとは思うし、食べてみたいとも思うが、割とあっさりした印象である。それほど引き込む表現ではないだろう。特に、西洋と同じで、絵面はそれほど旨そうではないし、結局登場人物達がうまい旨い言っているだけなので、続けて何話も読むと食傷してくる。
ただ、内容のない読み切りに見せて、微妙にストーリーが流れており、作者らしきYながを始め、S原、M脇などアシスタント達や友人関係などを模した、多分創作の「エッセイ風ストーリー」は、なかなか滋味があって良かった。
愛がなくてもなどと強がっているが、その実、一度として独りで食事に行くことはない。旨い食事も気の置けない人と食べてこそ、蘊蓄も聞いてくれてこそだ。
多分だが、よしながふみはしっかりパンチの利いた濃い味が好きなのだろうという印象。その点好みは若干合いそうにない。