ガラスの仮面 45巻/美内すずえ | 読んだり観たり聴いたりしたもの

ガラスの仮面 45巻/美内すずえ

世間では47巻が出たらしいが、うちではやっと45巻を読めました。
結構間が空くので前巻の細かな所を忘れてしまう。
さて、45巻であるが…。

さても演劇の稽古とは果てのないものなんだな、という事をしみじみ教えてくれる巻であろう。
むろん、半分イヤミである。
しかし、紅天女を「つかむ」為に皆必至にやっているのだが、マヤもこれまでに何度も何度も色々つかんでいたように思うが、今回はさらにそれに加えて重層的に解釈が付加されたという事なのだろうか。
いい加減ちょっと引っ張りすぎではないだろうか。
それよりも速くストーリーを進めて欲しいというのが読者の正直な願いだろう。
速水とマヤはまたすれ違ったままでした。

あと、ここに来て亜弓さんは目に爆弾を抱えてしまい、背水の陣で試演に臨むことに。その凄まじい決意と根性を目の当たりにした読者は、やはり判官贔屓したくなるだろう。ただ、あまりに露骨な描かれ方なので、興ざめする人がいないかと心配ではある。
亜弓さんの特訓ということで、歌子さん久々の登場。ヘレンケラーのサリバン先生以来である。
というか狙ってのことだろうが、亜弓さんの特訓の様子は、もろにヘレンケラーでのマヤとのバトル競演を彷彿とさせる。

美内すずえ
ガラスの仮面 45巻