無停電電源装置(750VA) UPS-750C/サンワサプライ
震災余波による原発停止で、各電力管区の電力の安定供給が逼迫する中、需要オーバーによる停電におびえながら節電に励む夏となった2011。
閑話であるが、個人的見解を書くと、国内の全ての原発の稼働は一切まかりならん、というのは、いくら福島の惨状を目にしたとて、あつものに懲りて膾を吹くの謂いではなかろうか。
原発は安全だ、などと言うつもりは毛頭ない。合理的な判断をすべきだ、という意味である。
100%安全な技術などありえない。理性的な人間がすべき事は、事故発生の確率に、その被害を掛け、そのリスクの期待値で見積もることであろう。たしかに原発の被害が甚大であることは骨身に沁みて分かった。だが、各地の原発が、ここ1,2年の間に同様規模の地震災害などに襲われて汚染などの被害が発生する確率は実際どれだけあるのか?それを掛け合わせたものが想定すべき被害量であり、それを、電力不足による社会的損害と比較して冷静に判断すべきだ。ヒステリックに原発はもう嫌だ、すぐ止めろ、とするのは合理的判断ではない。
万が一にも原発が損壊した際の甚大な被害は取り返しがつかない、という気持ちは分かる。しかし、完全な技術など無いのだ。車が走ればぶつかるし、飛行機は落ちるし、原発はメルトダウンするのだ。そうした事故をできるだけ少なくするよう技術を追求すべきだが、それでも、一人の死者も許されないというなら誰も車に乗れないし、少しの環境汚染も許されないというなら、ほぼ全ての工場は稼働できなくなるだろう。それは極論である。同様に、原発も、放射能汚染のリスクを想定しつつ、それが社会的に許容できる範囲内なら、リスクを理解した上で使用すべきだろう。
よって、原発はこれまで通り稼働させながら、電力供給への影響が少なくなるよう、時間を掛けて1基ずつ順に停止して検査するような方策を検討すべきである。もちろん技術的にきちんとしたごまかしのない検査や補修改修をすべきだし、安全性の評価基準も震災の教訓を基に見直すべきだろう。場合によっては、原発施設全体の停止や大規模改修が必要になるかも知れないし、最悪、立地的に安全を見込めないなら廃炉を検討する場合も出てくるだろう。
閑話休題。
ということで、発生が予想される停電に備え、UPSを導入した。
常識的にはサーバと同時購入すべきであるが、うちのような個人商店のサーバにはコスト面からも導入は躊躇する場合もあるだろう。実際、うちの場合、この10年間で、突発的な停電によるサーバの異常停止は数回ほどで、しかもその過半数は、足でコンセントを引っこ抜いた事が原因である。それ以外は、マンションの電気工事のミスによる事前予告無しの瞬停が1回、落雷による停電・瞬停が1回だったと記憶している。これらの異常停止では、ラッキーなことに、いずれもサーバに損害はなかった。落雷による停電自体はもっと回数が多いのだが、雷鳴が聞こえ出したら用心してサーバを落としてしまう、という小回りが利くのが小規模事業所のメリットなのである。
しかし、リスクということであれば、もちろん突然電源が落ちればデータ破損の可能性はある。いい機会なので、UPSを導入することにして選定を始めた。
クライアントPCは無視である。データはサーバ保存なので最悪クライアントPCなぞ壊れても買い直せば済む問題だし、そもそも大半がノートなのでUPS常備のようなものだ。そこでUPSに求められる性能として、
・安いこと
・そんなに大容量な物は要らない
・出力も矩形波で十分
・シャットダウン機能があること
・NT4.0ServerのUPSサービスと連携できること
・RS232Cで通信ができること
となり、いろいろスペックを見比べた結果、表題の機種に決め、即日Amazonで購入した。
非常に小型で簡易なので、何もUPS側の設定は必要無く(というかできず)、配線すれば即完成である。動作テストも良好であった。
今時、NT4.0ServerのUPSサービスなど使っている人はいないだろうからどれだけ有用か分からないが一応設定をメモしておく。
(1)「無停電電源インターフェース電圧」の項目は以下のように設定
電源障害信号:負
バッテリ容量低下信号:負
リモート無停電電源シャットダウン:正
(2)シャットダウン時に止めたいサービスがあれば、net stop うんたら、を書いたバッチファイルをsystem32フォルダ直下に置いて、「コマンドファイルを実行する」にバッチファイル名のみを記述
(3)瞬停ではシャットダウンして欲しくなければ、「バッテリの予測寿命」を3分以上に設定
3分の場合、停電から1分経過後にシャットダウンスタートする。それまでに復電した場合はシャットダウンしない
なお、(2)のバッチとシャットダウンプロセス自体は2分以内に完了しなければならない
以上
設置から1ヶ月以上経過したが、安定して動作してる。ただ、これはUPSの問題では無いと思うが、たまに、深夜の決まって3時か4時頃に、電源異常のアラームが鳴る。イベントビューアを見ても、UPSからの電源異常ログが入っている。頻度は1~2週に1回ほど。直結時にはサーバが落ちたりする事はこれまで無かったので、マンションの電源関係が問題で、僅かに電圧低下でも起こっているのではないかと思った。
サンワサプライ
無停電電源装置(750VA) UPS-750C
閑話であるが、個人的見解を書くと、国内の全ての原発の稼働は一切まかりならん、というのは、いくら福島の惨状を目にしたとて、あつものに懲りて膾を吹くの謂いではなかろうか。
原発は安全だ、などと言うつもりは毛頭ない。合理的な判断をすべきだ、という意味である。
100%安全な技術などありえない。理性的な人間がすべき事は、事故発生の確率に、その被害を掛け、そのリスクの期待値で見積もることであろう。たしかに原発の被害が甚大であることは骨身に沁みて分かった。だが、各地の原発が、ここ1,2年の間に同様規模の地震災害などに襲われて汚染などの被害が発生する確率は実際どれだけあるのか?それを掛け合わせたものが想定すべき被害量であり、それを、電力不足による社会的損害と比較して冷静に判断すべきだ。ヒステリックに原発はもう嫌だ、すぐ止めろ、とするのは合理的判断ではない。
万が一にも原発が損壊した際の甚大な被害は取り返しがつかない、という気持ちは分かる。しかし、完全な技術など無いのだ。車が走ればぶつかるし、飛行機は落ちるし、原発はメルトダウンするのだ。そうした事故をできるだけ少なくするよう技術を追求すべきだが、それでも、一人の死者も許されないというなら誰も車に乗れないし、少しの環境汚染も許されないというなら、ほぼ全ての工場は稼働できなくなるだろう。それは極論である。同様に、原発も、放射能汚染のリスクを想定しつつ、それが社会的に許容できる範囲内なら、リスクを理解した上で使用すべきだろう。
よって、原発はこれまで通り稼働させながら、電力供給への影響が少なくなるよう、時間を掛けて1基ずつ順に停止して検査するような方策を検討すべきである。もちろん技術的にきちんとしたごまかしのない検査や補修改修をすべきだし、安全性の評価基準も震災の教訓を基に見直すべきだろう。場合によっては、原発施設全体の停止や大規模改修が必要になるかも知れないし、最悪、立地的に安全を見込めないなら廃炉を検討する場合も出てくるだろう。
閑話休題。
ということで、発生が予想される停電に備え、UPSを導入した。
常識的にはサーバと同時購入すべきであるが、うちのような個人商店のサーバにはコスト面からも導入は躊躇する場合もあるだろう。実際、うちの場合、この10年間で、突発的な停電によるサーバの異常停止は数回ほどで、しかもその過半数は、足でコンセントを引っこ抜いた事が原因である。それ以外は、マンションの電気工事のミスによる事前予告無しの瞬停が1回、落雷による停電・瞬停が1回だったと記憶している。これらの異常停止では、ラッキーなことに、いずれもサーバに損害はなかった。落雷による停電自体はもっと回数が多いのだが、雷鳴が聞こえ出したら用心してサーバを落としてしまう、という小回りが利くのが小規模事業所のメリットなのである。
しかし、リスクということであれば、もちろん突然電源が落ちればデータ破損の可能性はある。いい機会なので、UPSを導入することにして選定を始めた。
クライアントPCは無視である。データはサーバ保存なので最悪クライアントPCなぞ壊れても買い直せば済む問題だし、そもそも大半がノートなのでUPS常備のようなものだ。そこでUPSに求められる性能として、
・安いこと
・そんなに大容量な物は要らない
・出力も矩形波で十分
・シャットダウン機能があること
・NT4.0ServerのUPSサービスと連携できること
・RS232Cで通信ができること
となり、いろいろスペックを見比べた結果、表題の機種に決め、即日Amazonで購入した。
非常に小型で簡易なので、何もUPS側の設定は必要無く(というかできず)、配線すれば即完成である。動作テストも良好であった。
今時、NT4.0ServerのUPSサービスなど使っている人はいないだろうからどれだけ有用か分からないが一応設定をメモしておく。
(1)「無停電電源インターフェース電圧」の項目は以下のように設定
電源障害信号:負
バッテリ容量低下信号:負
リモート無停電電源シャットダウン:正
(2)シャットダウン時に止めたいサービスがあれば、net stop うんたら、を書いたバッチファイルをsystem32フォルダ直下に置いて、「コマンドファイルを実行する」にバッチファイル名のみを記述
(3)瞬停ではシャットダウンして欲しくなければ、「バッテリの予測寿命」を3分以上に設定
3分の場合、停電から1分経過後にシャットダウンスタートする。それまでに復電した場合はシャットダウンしない
なお、(2)のバッチとシャットダウンプロセス自体は2分以内に完了しなければならない
以上
設置から1ヶ月以上経過したが、安定して動作してる。ただ、これはUPSの問題では無いと思うが、たまに、深夜の決まって3時か4時頃に、電源異常のアラームが鳴る。イベントビューアを見ても、UPSからの電源異常ログが入っている。頻度は1~2週に1回ほど。直結時にはサーバが落ちたりする事はこれまで無かったので、マンションの電源関係が問題で、僅かに電圧低下でも起こっているのではないかと思った。