PS3/ハスラーキング/SCE | 読んだり観たり聴いたりしたもの

PS3/ハスラーキング/SCE

例によって、PSNお詫びDLコンテンツ。
微妙な日本アカウントラインナップの中で、とりあえずまともそうなこのソフトを選んでDLしてみた。

まず驚いたのが、説明書が無い、という事だった。
DLゲームに説明書があるの?と思う人もいるかも知れないが、WiiやDSのダウンロードソフトでは、システムメニューにオンライン説明書の項目がありすべてのソフトに付属が義務づけられている(多分)。また、DL購入前に説明書を読むこともできる。
ネットワーク、マルチプレイ、フレンド、といったネットワーク系などのややこしいポイントの実際の機能は、実際、プレイしてみないと分からないソフトも多いのが現状である。たとえソフトの公式サイトなどに「オンライン:2~8人」と書いてあっても、同じ本体から2人同時にネット対戦に参加できるのか?フレンド対戦と一般対戦ではルールが違うのかなど、そうしたキーとなる本当に重要な点については、何故かきちんと明記したり事前に公表したりするゲームなど、見たことがない。業界の悪しき慣習であろう。
もちろん、詳細仕様の変更など日常茶飯事のソフトウェア開発では、下手に詳細仕様など明記できないのは理解できるが、せめて発売後には情報が得られるようにして欲しいものだ。ネット対戦ゲームが登場するたび、毎回発売後にネットでユーザレビューを検索しまくらないと詳細が分からないというのは異常だ。
体験版をプレイするという手もあるが、ネットワークプレイなどのそんな細かい設定を試せるものはありはしない。

そんな時、説明書が事前に読めれば、かなり助かる訳だ。もちろん説明書の内容がペラペラのゲームもない訳ではないが、それでも最低限のメニューリストがあれば何とか推理することはできる。

で、冒頭へ戻って、このソフトには、事前に説明書を見ることはできなかったが、購入後も、いろんな所から探してみたり、ネット検索してみたり、小一時間ほど探索した結果、そもそも取説はない、という事が判明した。
ふざけているとしか言い様がない。
私もソフトウェア開発を行うので、説明書作成作業が非常に面倒くさいものであることは重々知っている。しかし、せっかく作ったソフトなのに、取説がないために遊んでもらえない、という事だってあるだろう。まあDLが済めば後はもうどうでもいいという事かも知れないが、サポート負荷を下げるためにも、結局はちゃんと作っておいた方がコスト的にも有利なはずである。たとえプレーンテキストのベタ書きでもいいのだ。あるとないとでは大違いである。
チュートリアルがあるから無くて良いだろう、という事かも知れないが、操作の単純なアクションゲームならまだしも、メニュー回りの複雑なこうしたソフトでユーザが本当に分からなくて困るのは、キューの突き方ではないのだ。

実際、このソフトをDLした後、Moveを使ってローカル二人対戦する、という至極普通のモードに入るために、実に1時間以上もあーでもないこーでもないと悪戦苦闘したのである。
取説がないからメニューの全容が分からない、そもそも画面のどこが選択できる項目なのかすら試してみないと分からない。格好だけ付けた操作しづらく見辛いメニュー項目で、しかも信じられないほど字が小さくてほとんど何も見えない。これでは遊んでくれなくても良いです、といっているとしか思えない。

そして実際の操作感は、とてもまともな操作ができるようなシロモノではなかった。
というのも、Moveでの操作はチュートリアルすら無いので、自分で何とか習得しろ、という事にならざるを得ないが、コントローラーでの操作チュートリアルから類推して操作すれば何とかなる訳だが、誰しもがそうしてくれるとは限らない。で、何も知らないプレーヤーがいきなりMoveで操作しようとすると、まともに突くことすらできない。これではゲームにならない、と多くの人が思うだろう。

そうして何とかかんとかプレイできるようになり、ネットでのフレンド対戦を試みてみた。
なんということだろう。やはりこのゲームでも、フレンド対戦であっても、1台のマシンから複数ユーザーがルームに参加することができないのであった。

こうして徒労感ばかりが募り、ぐったりとしたゲームという記憶だけが残ったのであった。

最後に補足だけしておくと、内容的には、どうということのない普通のビリヤードゲームである。