DS/プルプルプルピィー/任天堂 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

DS/プルプルプルピィー/任天堂

任天堂ゲームセミナー第3弾。

今回はアクション。
空から落ちてしまったプルピィーというスライムみたいな主人公をタッチペンで引っ張り、伸びと粘着を利用して岩を上り、上空のゴールまでたどり着けばOKという面クリタイプ。ライフは三つ。途中に配置された星をゲットして、コンプリートで金から順に数に応じて銀銅とメダルがもらえる。またラップタイムが記録されるので、その更新を目指してもよい。

DSを縦持ちでプレイするのだが、右利きを選ぶと、上画面が左側でスコア表示、下画面が右側でゲーム画面となる。
これがまず最初から間違っている。
このゲームではプルピィーをタッチペンでタッチしてずるずると引っ張り動かすゲームで、画面内の岩配置や星、そして敵キャラの位置把握は重要である。が、縦持ち右画面を右手タッチペンで遊ぶと、肝心の画面が、右手で隠れてしまって見えないのだ。ここは左がゲーム画面の方が手で隠される部分が減って良い感じだった。

このゲームのキモは、プルピィーのスライム感だろうと思う。ずるずる引っ張り、ぴょいと引っ張り、ぺたっとくっつける。それらのアクションが快適に実現できれば、きっと楽しかったろう。
セミナー生の制作力では難しいだろうが、そこが作り切れてなかったので、大変残念だった。
思い通りに操作できず、イライラが募る。とくに、プルピィーが岩から岩へ飛び移った後、タッチペンをタッチし続けていても一旦ホールドが外れてしまう点。プルピィーの近傍をタッチするとホールド状態となり、タッチペンのスライドで動かせるようになるのだが、ホールドしてない状態でタッチペンをスライドしてもプルピィーは反応しないのだ。一旦ペンを離して、再度プルピィーをタッチするとまたホールド状態になり、動かせるようになるのだが、敵が近くにいる場合などかなり焦る。そしてこの再タッチの必要性が岩から岩への連続移動を阻害していて爽快感を減じている。

次に、ペンをスライドさせてない時に、微妙な画面スクロールのせいでプルピィが移動して伸びたり移動してしまう点。これは敵の密集した難所の手前などで一旦停止したいのに、勝手に画面スクロールでプルピィーが伸びて敵に触れてミス!とか、非常に悔しい思いをする。これは、タッチ位置とプルピィー位置との差分で移動や空間位置を判断するのでは無くて、ペンのスライド量そのもので判断するように調整した方が良かっただろう。もちろんそれだとタッチ位置とプルピィー位置とのずれが発生するので、それはプルピィ移動時に徐々に吸収してやれば良い。

現状のままでも結構簡単なアクションなので、最終面を除けば一発で金メダルクリアのステージがかなりあった。
そこで、上記二点を改良し、超ハイスピードぬるぬるアクションを実現し、アクションとしての難易度と操作しやすさをともにあげてやることで、アクションゲームとしてのおもしろさをもう一皮むくことができるだろう。また、骨太の安定したアクション操作があれば、もう二つ三つおもしろそうなギミックを入れることもでき、作品の充実感も増すと思う。