3DS/パイロットウイングスリゾート/任天堂 | 読んだり観たり聴いたりしたもの

3DS/パイロットウイングスリゾート/任天堂

ジャンルとして、アクションにしようか迷ったが、一応こちらに入れた。

VCパイロットウイングスのエントリでも書いたが、非常に楽しみにして予約を入れていたソフトである。いわば3DSの真価を問うゲームと位置づけている。

相変わらずAmazonでは予約ソフトは発売日には届かないが、翌日には届き、それからずっとこつこつと遊んでいる。
やはりレジュームの効く携帯機は、ちょこちょこ遊ぶのに適していると実感。また、3DSの素晴らしい点が、本体機能で各ソフトのプレイ履歴をカウントすることだ。プリセットの想い出記録帳を見れば、何時どのソフトをどれだけ遊んだか、累計・ランキングまでばっちり分かる。これに依れば、パイロットウイングスリゾートは、これまで累計16時間11分、26回起動してプレイしていることになる。1回に遊んだ時間の最大は37分と、本当に細々遊んでいることが分かる。

さて、その16時間で、ミッションのダイヤモンドクラスが出るまではやり込み一応スタッフロールも見た。
難易度としては★3つ取るレベルならそれほど難しくない調整だったので拍子抜けした。ただし全パーフェクトとなると相当やり込まないと難しいと思うが。しかし携帯機でこつこつ遊ぶことを考えると、ちょうど良いぐらいの難易度調整だろうと思う。

肝心の浮遊感、飛翔感はどうなのか。これは期待に違わず、非常に良い手応えだ。空間把握が非常にやりやすい。
ポツっと浮かんだドットボールが、「どこにあるのか分かる」というのは凄い。崖のギリギリをかすめて飛んだり、超低空飛行で粘ったり、ちょうど障害物をさけるギリギリの半径を維持して旋回をきめたり、3Dの恩恵は計り知れない。
実際3D表示を切った時の、空間が圧縮されたような味気なさはそのギャップに驚くほどだ。本当にミッションで延々飛んでいるだけで楽しいゲームである。本体の音の良さも、臨場感溢れる環境音で貢献大である。

基本的に上記の点さえ満たしていれば後はゲームとしてどうこうは問わないつもりだった。でも、やっぱりプレイすれば欲が出る。このソフトにも難点がない訳ではない。

まず、最大の難点は、飛行機のスロットル操作を廃した点。これは初心者配慮かと思うが、簡単ながらも操縦の臨場感を出すという点において非常に残念な決定だったっと思う。
また同じように難易度からのデザイン制限だろうが、風が無くなった点。風の吹かないエアスポーツは、そのリアリティをかなりスポイルされてしまう。リアリティとは絵ではない。感覚だ。
さらに、Wiiスポーツリゾートのスカイレジャーで、一体何が楽しかったのかを考えると、ウーフーアイランドにあまねく存在しているMii達がもたらすリゾート感を忘れる訳にはいかないだろう。特に風船割りなど、ぐぐっと近づくと、ああ、このMiiが風船を持っていたんだ、喜んでいるな、とこういう何気ない演出が楽しかったのだ。
それが、このパイロットウイングスリゾートのウーフーアイランドでは、まったく無い。Miiがどこにも居ない。他の飛行機も飛んでいない。誰もいない島なのだ。僅かに無人の自動車やヨットがぽつんとおいてあり、ミゲルが飛んでいる位で、あとは人がいる気配と言ったら夜のスーパーマリオぐらいだ。
これが無風とあわせ、非常に悪い意味での箱庭感を醸してしまっている。とても作り物くさいのだ。これは本当に残念だった。3Dで、Wiiスポーツリゾートの、あのウーフーアイランドを飛べたら本当に最高だっただろう。

これは3DS最大の売りではないかと思うのだが、すれちがい通信にまったく対応していないのはプラットフォームメーカーの初期ソフトとしていかがなものだろうか。ゴーストなり、ハイスコアなり、またはグライダーで撮影した写真でも良いので、トレードの仕組みがあれば楽しかっただろう。

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