GC/バテンカイトス2/任天堂
多分1をプレイした人にはネタバレにはならないだろうが、1の数十年前を描いた作品である。
主人公群は全くの新規であるが、当然ながら世界各地には前作に登場した人物も多数で、プレイした人なら楽しめる趣向である。
しかし、一言で言うと、これは大変惜しい作品だ。
まず、これは賛否分かれると思うが、マップやフィールドのほぼ8割が前作と全く同じデータを使用している。これはプレーヤーに郷愁を抱かせる事にも成功しているが、反面、またか、との感もぬぐえない。特に数十年分の時間の経過を感じさせないのはまずい。ほとんど同じだが、よく見ると古い時代の感じ、よく見ると少し違う、そういう手間が掛かっていれば最高だった。
次に、シナリオ。前作の神懸かったシナリオに比べるとどうしても粗が目立ってしまう。予算や時間の関係か、無理な展開、急な展開が特に後半で多すぎる。中盤、マルペルシュロの下りなど、肌に粟立つすばらしい展開もあるだけに、トータルで見ると本当に惜しい感じである。世界の広さ、そして過去の世界を通り一遍でなく、もうすこし活かして欲しかった。折角神話の時代に自由に行き来できるようになったのにその後のイベントが1つだけでは寂しい。
さらに、音声のレベル調整が酷い。せっかくのボイスが、特につぶやく声や男性など中音域のセリフがほとんど聞こえない。
もちろんよいところも沢山ある。
まず独特のテイストのグラフィックスや音楽はすばらしいし、本編はもとよりサブイベント・市井の人々のセリフや説明文もかなり凝っていて読むのが楽しい。そして最も特筆すべきは、1から幾分進化したマグナスカードバトルである。
2でのバトルは、これも好みが分かれるかと思うのだが、バトルスピードと緊張感を優先し、複雑さを排除した変更がなされている。具体的には、まず攻撃と防御の2ターン制だったマグナスセレクトを1つにまとめた。そして最初に選択する0マグナスあるいは防御マグナスで基本防御を行う事となった。そして基本攻撃のパーティメンバーのマグナスをシンプルに共通化し、メンバー毎に作っていたデッキを1つにまとめてしまった。さらにバトルマグナスとクエストマグナスを完全に分離し、クエストマグナスの合成はキャンプメニューとなった。バトル時のコンボは、単純な連番コンボのみとし、必殺技で終わった後次のメンバーの1につながるとリレーコンボとなる、この2つのコンボが基本となる。
実際にプレイしてみると、前作のカオス的な複雑さが懐かしまれて、味気ないように思う。しかし、暫くやっていると、このシステムはそれでサクサクとテンポよくスピーディーなバトルが楽しめると気づく。高レベル攻撃までのリレーコンボを3人分続けきるとまさにガッツポーズをしたくなる気分である。最終的にどちらがよいかは好みによるだろう。
なお、今からこのゲームをプレイしようと思う人は、入手は中古になると思うが、初回プレス版はバグ多発という事なので、できれば修正版を入手してプレイするとよい。見分け方はディスクのコードがDOL-GK4J-*-02と、02で終わっていれば修正版である。もし初回版を入手した場合には、任天堂に交換を申し込むとよい。ただ、いつまで対応しているかは分からないので注意。
今回は数年前に任天堂に交換してもらった修正版でプレイしたが、途中フリーズが1回あったものの、目立つようなバグは遭遇しなかった。
任天堂
バテンカイトス2
主人公群は全くの新規であるが、当然ながら世界各地には前作に登場した人物も多数で、プレイした人なら楽しめる趣向である。
しかし、一言で言うと、これは大変惜しい作品だ。
まず、これは賛否分かれると思うが、マップやフィールドのほぼ8割が前作と全く同じデータを使用している。これはプレーヤーに郷愁を抱かせる事にも成功しているが、反面、またか、との感もぬぐえない。特に数十年分の時間の経過を感じさせないのはまずい。ほとんど同じだが、よく見ると古い時代の感じ、よく見ると少し違う、そういう手間が掛かっていれば最高だった。
次に、シナリオ。前作の神懸かったシナリオに比べるとどうしても粗が目立ってしまう。予算や時間の関係か、無理な展開、急な展開が特に後半で多すぎる。中盤、マルペルシュロの下りなど、肌に粟立つすばらしい展開もあるだけに、トータルで見ると本当に惜しい感じである。世界の広さ、そして過去の世界を通り一遍でなく、もうすこし活かして欲しかった。折角神話の時代に自由に行き来できるようになったのにその後のイベントが1つだけでは寂しい。
さらに、音声のレベル調整が酷い。せっかくのボイスが、特につぶやく声や男性など中音域のセリフがほとんど聞こえない。
もちろんよいところも沢山ある。
まず独特のテイストのグラフィックスや音楽はすばらしいし、本編はもとよりサブイベント・市井の人々のセリフや説明文もかなり凝っていて読むのが楽しい。そして最も特筆すべきは、1から幾分進化したマグナスカードバトルである。
2でのバトルは、これも好みが分かれるかと思うのだが、バトルスピードと緊張感を優先し、複雑さを排除した変更がなされている。具体的には、まず攻撃と防御の2ターン制だったマグナスセレクトを1つにまとめた。そして最初に選択する0マグナスあるいは防御マグナスで基本防御を行う事となった。そして基本攻撃のパーティメンバーのマグナスをシンプルに共通化し、メンバー毎に作っていたデッキを1つにまとめてしまった。さらにバトルマグナスとクエストマグナスを完全に分離し、クエストマグナスの合成はキャンプメニューとなった。バトル時のコンボは、単純な連番コンボのみとし、必殺技で終わった後次のメンバーの1につながるとリレーコンボとなる、この2つのコンボが基本となる。
実際にプレイしてみると、前作のカオス的な複雑さが懐かしまれて、味気ないように思う。しかし、暫くやっていると、このシステムはそれでサクサクとテンポよくスピーディーなバトルが楽しめると気づく。高レベル攻撃までのリレーコンボを3人分続けきるとまさにガッツポーズをしたくなる気分である。最終的にどちらがよいかは好みによるだろう。
なお、今からこのゲームをプレイしようと思う人は、入手は中古になると思うが、初回プレス版はバグ多発という事なので、できれば修正版を入手してプレイするとよい。見分け方はディスクのコードがDOL-GK4J-*-02と、02で終わっていれば修正版である。もし初回版を入手した場合には、任天堂に交換を申し込むとよい。ただ、いつまで対応しているかは分からないので注意。
今回は数年前に任天堂に交換してもらった修正版でプレイしたが、途中フリーズが1回あったものの、目立つようなバグは遭遇しなかった。